プレミアム優待倶楽部銘柄が制度変更!割安度合いを調べてみた

プレミアム優待倶楽部銘柄が制度変更!割安度合いを調べてみた IR解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、コーユーレンティア(7081)」の優待変更ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

やや改悪寄りの変更ですが、インカム投資の対象としては比較的割安だと思います!

コーユーレンティアが株主優待制度を変更!

オフィス・イベント用備品のレンタル事業を行っている「コーユーレンティア」という会社が、株主優待制度の変更を発表しました。

2024/3/28に発表されたお知らせ(外部PDF)によると、今回の優待変更のポイントは主に次の3点です。

優待権利月が12月→6月に変更

これまでコーユーレンティアの優待権利月は12月でしたが、2024年からは6月に変更されるようです。

なお、企業の決算月としては、12月決算から変更ないようです。

進呈される優待額面が変更される

コーユーレンティアの優待品は「プレミアム優待倶楽部」です。デジタルカタログギフトのようなもので、株主優待品として受け取ったポイントを使って各種ギフトと交換ができます。

2024年6月権利分からは、優待区分と優待額面が一新されます。拡充となるか改悪となるかは保有株式数によって異なるため、詳細はこちらの表をご確認ください。

保有株式数  変更前の
進呈ポイント 
変更後の
進呈ポイント 
300~399株3,000P→3,300P5,000P(拡充
400~499株5,000P→5,500P5,000P
500~599株7,000P→7,700P5,000P
600~699株10,000P→11,000P10,000P
700~999株30,000P→33,000P30,000P
1,000株~30,000P→33,000P40,000P(拡充
変更前の制度では長期継続保有によって進呈ポイントが増加するため、矢印で増加後のポイントを記載しています。

表のとおり、優待額面が拡充となるのは300~399株1,000株以上を保有している場合です。逆に500~599株を保有の場合は、結構額面が下がってしまいますね…。

なお、最も優待利回りが高くなるのは700株を保有して30,000Pを受け取る場合となります。現在の株価は2,191円(2024/4/4終値)なので、150万円以上の投資資金が必要ですが…(^-^;

長期継続保有条件、ポイントの繰越制度を廃止

以前の優待制度には長期継続保有条件があり、1年以上継続保有をすることでもらえるポイントが1.1倍に増加していました。

しかし2024年6月権利分からはこの長期継続保有条件が廃止され、もらえるポイントは保有期間にかかわらず一定となります。

また、獲得したポイントを翌年に繰り越しして、合算して使うこともできなくなりました

どちらも、長期継続保有のメリットが薄れる形の変更になっています。

企業として個人投資家の長期保有はそこまで求めていないのか、配布するポイントの総量を減らしたかったのか、真意は分かりませんが…。この点については、投資家目線では改悪と言わざるを得ないです。

コーユーレンティアの業績推移は比較的好調

コーユーレンティアは、業績推移が比較的好調な企業です。

売上高」と「EPS(一株あたり当期純利益)」のグラフを見てみると、どちらも右肩上がりの傾向で推移していることがわかります。

コーユーレンティア(7081)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

上場した2020年以降の配当金額も、右肩上がりで推移しています。

コーユーレンティア(7081)一株配当と配当性向の推移

上場してからの年数が比較的短いため、このデータだけで先を見通すのはなかなか難しいですが、少なくとも現在のところ、業績面で大きな不安のある企業ではないように思います。

コーユーレンティアの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

コーユーレンティアを現時点で300株保有した場合の「元とれる年数」を2024/4/4終値で試算してみると、約29年となりました。

普段は「30年以内」を目安としているため、約29年というのはちょうど良いくらいの水準だと思います(^-^)

優待取得には300株もの取得が必要な点、プレミアム優待倶楽部は企業が負担するコストが重く優待廃止リスクが比較的高いと言われている点を考慮すると、誰でも気軽に購入できる銘柄というわけではなさそうですが…。

プレミアム優待倶楽部銘柄の中では、比較的業績が安定しているため投資検討しやすい方の銘柄なのではないかと思います。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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