おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
さて、早いもので2023年も残りわずかとなりました。今月は「株主優待で振り返る2023年」と題して、個人的に気になる優待ニュースや、保有している優待銘柄の情報について、振り返る内容の記事を発信しています。
ということで、今日の記事では2023年の株主優待廃止ニュースを振り返って、個人的に感じたことについてまとめました。
さまざまな銘柄の情報を分析した専門的な話、というわけではなく、あくまで一個人の感想に留まりますが、「そんなニュースあったなぁ~」「この銘柄は本当残念だった…」と、皆さんが今年の優待ニュースを振り返るきっかけになれば幸いです!
クオカード・カタログ優待は、業績好調でもやっぱり油断禁物
一般的に、優待廃止の原因は業績悪化であることが多いです。
しかし今年も、業績が好調なのに優待廃止を発表する企業のニュースを複数見かけました。
最近だと「みずほリース」の優待廃止が話題になりましたよね。
私の保有銘柄では、「TAKARA&COMPANY」という銘柄が今年で優待を廃止してしまいました。業績好調だしまさか廃止するとは思っていなかったので、個人的にはショックなニュースとなりました…。
みずほリースの優待品はクオカード、TAKARA&COMPANYの優待品はオリジナルカタログでした。これらの優待品は企業側が負担するコストが大きいため、廃止リスクが比較的高いと言われています。
2022年に優待廃止を発表した「オリックス」も、カタログ優待でした。
2022年と比較すると、優待廃止ラッシュの波は落ち着いてきた印象を受けています。ですが、特にクオカード優待やカタログ優待を実施している企業は、例え業績好調でも引き続き油断はできないな~、と改めて感じました。
株価が安いクオカード優待銘柄にも要注意
限られた投資金額でなるべく多くの銘柄に投資したいと思った時、株価が比較的安い銘柄に目を付ける方は多いと思います。
私自身も銘柄調査をしている時に、「この銘柄、業績はそこまで悪くないのに株価めちゃくちゃ安い~!もしかして投資チャンス…?」という銘柄に出会うことがたまにあります。
しかし2023年は、以前からそう思って目をつけていた銘柄が、一斉に株主優待を廃止してしまった年となりました…。
具体的な名前を挙げると、まずは「フジマック」。優待廃止を発表した8月時点の株価は700円台でした。それから「システム情報」。こちらも優待廃止を発表した9月時点の株価は700円台でした。
さらに有名どころを挙げるなら、高利回り銘柄として名前を見かける事も多かった「グローセル」。優待廃止を発表した11月時点の株価は400円台でした。
この3銘柄は、いずれも10万円以下でクオカードが取得できる優待銘柄という共通点があります。やっぱり株価と優待廃止リスクはある程度比例するのかもしれないなぁ…と思ったニュースでした。
とはいえ、株価が高い銘柄なら絶対大丈夫!とも言えないのが、優待投資の難しいところですね…。
業種分散は、優待投資をする上でもやっぱり大切
最近「ベネッセ」の優待廃止ニュースが話題になりましたよね。人気のカタログ優待だったので、ショックだった方も多いのではないかと思います。
今年1月には「東京個別指導学院」が、そして5月には「学究社」も優待廃止を発表しています。偶然にも、学習塾を運営する企業が一斉に優待廃止した1年となりました。
このニュースから感じたことは、保有銘柄の業種は、やっぱりある程度分散させておいた方が良いんだなぁ、ということです(塾系の銘柄がダメ、という話ではないので誤解なきよう)。
3社の優待廃止理由はそれぞれ異なるので、時期が重なったのは本当にただの偶然で、一概にまとめられる話ではないのかもしれません。
ですが、日本の少子化問題は今後も続く一大トレンドです。少子化がこれらの企業にとって少なからず逆風となっていることは、何となく想像できるのではないかと思います。
同じ業種・業態の銘柄は、基本的に似たような株価・業績推移となりがちです。これらの数値は株主優待制度にもかかわってくるものなので、分散投資は優待投資におけるリスクヘッジの観点からも、大切なんだなぁと感じました。
2023年の優待廃止ニュースから学んだことは、2024年以降の投資にしっかり役立てていきたいと思います!
↓優待新設ニュースについては、こちらの記事で振り返ってます(^-^)↓
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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