優待株投資のメリットとデメリット

優待株投資のメリットとデメリット はじめかた
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約80銘柄保有しています。

当ブログでは株主優待がもらえる日本個別株に投資を行う、いわゆる「優待株投資(株主優待投資)」を主軸に、様々な銘柄をご紹介しています。

このページでは、優待株投資をこれから始めてみようと考えている方に向けて、優待株投資をする上で考えられる様々なメリットとデメリットについてご紹介します。

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優待株投資のメリット

株式投資には様々な投資手法がありますが、その中であえて「優待株投資」を行うことで、主に次のようなメリットが期待できます。

  • 投資のモチベーションが上がる
  • 知らなかった良い商品、サービスと出会える
  • 投資先の企業により興味がわく
  • 投資の利益を「今」に還元しやすい
  • 暴落時に株価が比較的下がりにくい

投資のモチベーションが上がる

株取引は、投資先となる企業の複雑な業績情報をチェックしたり、難しいチャートを読んだりと、正直に言うと面倒な作業もあります。決して楽をして儲けられるものではありません。

そんな中で株主優待品が自宅に届くのは、ちょっと面倒な投資を継続する上での大きなモチベーションとなるはずです。

もちろん中には、優待品よりも配当金(現金)をもらった方が嬉しいと思う方も多くいらっしゃると思います。

ですが配当金を受け取る時は、画面上の口座残高が増えるだけなのに対して、株主優待品は自宅に現物が届きます。

あくまで心理的、感覚的な話にはなってしまいますが、株主優待品は配当金や値上がり益よりも、投資の利益を受け取った実感がより強く感じられる、というわけですね。

特に投資に慣れていない方ほど、株主優待品は大きなモチベーションになると思います!

知らなかった良い商品、サービスと出会える

株主優待品を受け取ることは、それまで知らなかった新しい商品・サービスの良さを知ったり、新しい人生体験をすることのきっかけにもなります。

私自身が特に印象に残っているものだと、余っている株主優待券を使う目的で、数年前に東京旅行に行ったことがあるのですが、その時に東銀座にあるコメダ珈琲店の系列店「Komeda is □」で食べたハンバーガーの美味しさが今でも忘れられません。

komeda is □ べっぴんバーガー(アボ照り)
Komeda is □でも「コメダホールディングス(3543)」の株主優待が使えます!

ジャンクフードはあまり得意ではないのですが、このハンバーガーは満足感があるのにまったく重たさがなく、唯一また何度でも食べたいハンバーガーになりました…!

もともと旅行のような遠出も必要に駆られないとあまりしないタイプなのですが、株主優待のおかげで色々な場所に行き、様々な非日常を経験したり、たくさんの楽しい旅の思い出を作ることができています。

元々好奇心が旺盛で色々なものを試してみるタイプの方にとっては、このメリットは薄いかもしれませんが、私と同じように安定志向タイプの方は、株主優待が自分自身に新しい風を吹き込むきっかけになってくれるのではないかなと思います。

投資先の企業により興味がわく

投資的な観点で言うと、配当金や値上がり益目的で保有している株よりも、株主優待品の存在によって、投資先により興味を持ちやすいというメリットもあります。

あまり名前を聞いたことがない会社でも、優待品のクオカードに書かれているデザインから「こういう製品を開発している会社なんだ」「意外と身近なところで活躍しているんだなあ」ということが分かったりします。

もらった株主優待券を使いに運営店舗に行くことでも、企業の姿勢や力を入れて取り組んでいる事など、色々なことが見えてきます!

正直、企業のホームぺージや株主向けの資料を読むだけでは、よほどその業界のことや決算資料を読む知識に長けた方でないと、深く理解することは難しいと思います。

その点、株主優待品はどんな資料よりも分かりやすい、実体験をもってその企業を知ることができる良い手段になると考えています。

投資の利益を「今」に還元しやすい

投資というと、一般的には将来使うお金(老後資金など)を貯めておくための行為だと捉えている方が多いかもしれません。

ですが株主優待でもらった優待券や食品には、大抵の場合利用期限や賞味期限があるため、基本的に長期間蓄えておくことはできません。

これ自体は一見するとデメリットのように思えますが、私自身はむしろ「貯まったお金を使うことに抵抗のあるタイプの方が、今の暮らしに投資の利益を還元しやすくなる」というメリットもあると考えています。

持っている株が値上がりしても「今売ってしまうのは勿体ないかも…」となかなか売れない方や、配当金が口座に貯まっても「わざわざ引き出して使うほどお金に困っているわけではないし…」と使わないままになってしまう方も、中にはいらっしゃるのではないかと思います。

私自身もまさにこのタイプなのですが、頑張って成果を出した投資の利益をまったく享受できないのは、やっぱり楽しくないですしモチベーションも続きません。

特に私と同じようなタイプの方は、投資で得た利益の一部を利用期限や賞味期限のある株主優待という形で受け取り、稼いだ利益を「今」使わざるを得ない状況にすることで、投資によって生活が少しずつ豊かになっていくことを実感しやすくなるのではないかと思います。

暴落時に株価が比較的下がりにくい

投資をしていてもっともメンタルを削られるのが、いわゆる「〇〇ショック」などと呼ばれる暴落相場です。

投資先の会社自体に問題があるわけではなく、ほぼ全ての株価が大きく下がってしまうので、こればかりはどんなに気を付けて投資先を選んでいても、基本的には避けることが難しいのが困ったところです。

ですが優待株は、優待品を受け取る目的で保有し続けている人が多いため、特に個人株主の多い所は暴落時でも株を売る人が少なく、株価が比較的下がりにくいという特徴があります。

例えば、2025年4月7日にはいわゆるトランプショックと呼ばれる株価の暴落がありました。

この時、日経平均株価の下落率が7.4%だったのに対して、人気優待銘柄かつ個人株主を多く抱えている「イオン(8267)」の株価は、2.4%しか下がっていません。

イオンモールの子会社化など、株価が上がる要因をタイミング良く抱えている時期だったことも関係しているとは思いますが…。

その他の人気優待銘柄で言うと「ANAホールディングス(9202)」は5.6%、「すかいらーくホールディングス(3197)」は6.1%と、いずれも平均よりは低い下げ幅にとどまっているように思います。

もちろん絶対的な安全策、とまでは言い切れませんが、優待株を保有しておくことが、暴落相場に対する守りの手段の一つとしても機能するかもしれない、というわけですね。

Next:優待株投資のデメリット

次のページでは、優待株投資のデメリットについて詳しくご紹介します。

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