冷凍食品がもらえる優待銘柄が拡充!割安度合いを調べてみた

冷凍食品がもらえる優待銘柄が拡充!割安度合いを調べてみた IR解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「大冷(2883)」の株主優待拡充ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

大冷が株主優待制度を拡充!

業務用の冷凍食品などを取り扱う「大冷」が、株主優待制度の拡充を発表しました。

大冷の株主優待品は、自社商品(冷凍食品の詰め合わせ)です。これまでは100株以上の保有で2,000円相当がもらえていましたが、2024年9月権利分からは2,500円相当に拡充されるようです!

大冷の看板商品「骨なし魚」を中心とした、魚介類やソーセージなどの詰め合わせがもらえます!

とはいえ、優待拡充の理由は「市場価格の高騰」ということなので、従来の優待品が豪華になるというわけでは無さそうです。昨年以前からのホルダーであれば、これまでと同等程度の優待品がもらえるという想定でいるのが良さそうですね。

自社商品を株主優待品としている食品銘柄の中には、市場価格の高騰が理由で優待品の内容が年々ショボくなってしまっている自社商品銘柄もあります。

大冷に関しては、少なくともそういったステルス改悪の心配はないということで、今回のIRニュースが継続保有や新規投資を検討するための1つの安心材料となりそうです(^-^)

大冷の業績推移は、あまり伸びていないが底堅い

大冷の業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともに右肩上がりで成長している感じは無いものの、数値としては底堅く安定していることが分かります。

大冷(2883)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。

大冷(2883)一株配当と配当性向の推移

配当金額はほぼ固定となっていますね。配当性向は40~50%とやや高めですが、財務状況は比較的安定している企業なので、今後も当面は安定配当が続いていくものと思われます。

大冷の割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

大冷を100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/10/18終値で試算してみると、約23年(利回り換算で約4.4%)となりました。

普段は「20~30年以内」を目安としているので、良い感じの水準だと捉えています(^-^)

業績が右肩上がりで伸びている銘柄ではないので、株価の値上がりによるキャピタルゲインには正直あまり期待できなさそうな銘柄ですが、あくまで配当金や株主優待といったインカムゲインを目的として投資をしている方にとっては、良い投資先となるかもしれませんね。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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