来月のふるさと納税は要注意!?楽天SPU変更後の獲得ポイントを試算してみた

来月のふるさと納税は要注意!?楽天SPU変更後の獲得ポイントを試算してみた 節約
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

さて、来月2023/12/1から楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)が大幅に変更されるというニュースが話題になっていますね。

ほぼ毎月楽天市場を利用しているわが家にとっても一大ニュース!ということで、来月からの獲得ポイントが具体的にどれくらい変わるのか、検証してみました。

今日の記事では楽天SPU変更の要点まとめと、よこ家の具体的な獲得ポイントのシミュレーション結果から分かったこについて、ご紹介します。

楽天SPU変更の要点まとめ

楽天ポイントのサービス変更はしばしば行われていますが、今回発表されたのはかなり大規模な制度変更です。

変更箇所も多く、非常に複雑なので、ざっくり要点をまとめてみました。

(拡充)楽天モバイル・インターネット関連のSPU倍率がアップ

楽天モバイル、楽天ひかり(Rakuten Turbo)の契約をしている方は、来月からSPU倍率がアップします。概要は次のとおりです。

楽天モバイル(Rakuten最強プランを契約中の方

これまで:+2~3倍

2023/12/1から:+4倍

※これまでは会員ランクによって倍率に差がありましたが、来月以降は一律で+4倍となります。

※「スーパーホーダイ」「組み合わせプラン」「コミコミプラン」のSPU+1倍は無くなるため、契約中のプランによっては倍率がプラスとならない場合もあります。

楽天モバイルキャリア決済(=Google Play、LINEコイン、Youtube Premiun等の料金支払いを楽天モバイル経由で行うこと)を当月に税込2,000円以上行った場合のSPU倍率も、+0.5倍→+2倍にアップします。

楽天ひかりRakuten Turboを契約中の方

これまで:+1倍

2023/12/1から:+2倍

※Rakuten Turbo=据え置き型のルーターを設置するタイプのインターネット回線サービスです。

(改悪)楽天カード系のSPU特典が減少・消滅

今回の変更によって、SPU特典が減ってしまうサービスもあります。

楽天プレミアムカードを利用中の方

これまで:+2倍

2023/12/1から:対象外(=0倍)

楽天銀行+楽天カード特典

①楽天銀行の口座で楽天カード利用代金の引き落とし

これまで:+0.5倍

2023/12/1から:+0.3倍

②楽天銀行で給与・賞与・年金 を受け取り

これまで:+0.5倍

2023/12/1から:+0.2倍

また、楽天モバイルのうち「スーパーホーダイ」「組み合わせプラン」「コミコミプラン」を契約中の場合も、SPU特典は+1倍→対象外(=0倍)となります。

(改悪)獲得上限ポイントが大幅ダウン

各SPU特典には、獲得できる楽天ポイントの上限値が存在します。今回、楽天モバイルを含むほぼ全てのサービスの獲得上限ポイントが大幅に減少しています。

SPU特典内容これまでの
獲得上限ポイント
2023/12/1以降の
獲得上限ポイント
楽天モバイル(最強プラン)6,000~7,0002,000
楽天モバイルキャリア決済5,0001,000
楽天ひかり、Rakuten Turbo5,0001,000
楽天カード特典分5,0001,000
※プレミアムカードの
場合は5,000
楽天銀行+楽天カード5,0001,000
楽天証券 投資信託5,0002,000
楽天証券 米国株式5,0002,000
楽天ウォレット5,0001,000
楽天トラベル5,000~15,0001,000
楽天ブックス1,000500
楽天Kobo1,000500
Rakuten Pasha5,0001,000
Rakuten Fashionアプリ5,000~15,0001,000
楽天ビューティ5,000~15,000500
情報引用元:https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/everyday/point/notice/

どのサービスも、ものすごく下がってます…。

(改悪)一部サービスのSPU達成条件ハードルが上がった

楽天ブックス、楽天Kobo、Rakuten Fashionアプリの3つは、来月から条件達成ハードルが上がります。

SPU特典内容これまでの条件2023/12/1以降の条件
楽天ブックス1,000円以上購入3,000円以上購入
楽天Kobo1,000円以上購入3,000円以上購入
Rakuten Fashionアプリアプリで購入(金額条件なし)アプリで5,000円以上購入
情報引用元:https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/everyday/point/notice/

SPU変更に伴う楽天ポイント獲得シミュレーション結果

わが家でも楽天SPUを活用して、ほぼ毎月お買い物マラソンで日用品等を購入しています。2023年12月からの獲得ポイント数がどれくらい変わるのか、具体的にシミュレーションしてみました。

適用中のSPUSPU倍率SPU倍率
(2023/12/1~)
2023/9
獲得実績
獲得上限ポイント
(2023/12/1~)
獲得ポイント試算
(2023/12/1~)
楽天会員 通常ポイント+1倍+1倍(上限なし)
楽天モバイル+3倍+4倍2,9402,0002,000
楽天ひかり+1倍+2倍9801,0001,000
楽天カード 通常分+1倍+1倍1,280(上限なし)1,280
楽天カード 特典分+1倍+1倍9801,000980
楽天銀行+楽天カード+1倍+0.5倍9801,000488
楽天証券 投資信託+0.5倍+0.5倍4882,000488
合計+8.5倍+10倍7,6486,236(-1,412)

わが家の場合は上の表のとおり、SPU倍率は+10倍に増えたものの、獲得ポイント数は約1,400ポイント減少してしまう結果となりました。

獲得上限ポイント引き下げが、SPU倍率アップを完全に打ち消していますね…。

購入額によっては、楽天モバイルユーザーでも獲得ポイントが減少しかねない

今回の試算に使ったのは、2023年9月のお買い物実績です。実はこの月、スマートフォンの機種変更で約5万円のスマホ端末を購入しています。それ以外にも日用品を色々購入しているので、例月よりもイレギュラーに出費が多い月でした。

わが家の場合、今回の制度変更による影響が最も大きいのは楽天モバイルです。2023年12月1日以降、楽天モバイルの獲得ポイント上限に達するお買い物金額は50,000円(2,000ポイント÷4倍×100)なので、今回のように5万円を大幅に超える高額の買い物をした月は、獲得上限ポイントの関係でもらえるポイントが減少してしまう可能性があります。

具体的にお買い物金額が何円を超えると、これまでに獲得していたポイントよりも損をしてしまうかは、達成しているSPUの内容によって変わるためケースバイケースです。

ご参考までにわが家のパターンを計算してみたところ、66,667円が損益分岐点でした。

ちなみに、楽天プレミアムカードのSPU特典を利用していた方は、お買い物金額が5万円未満でも基本的には損をすることになります…。

来月からのお買い物は、月6万円程度を目安にしていこうと思います!

楽天ふるさと納税をまとめて申し込む際も要注意!

家電やガジェットといった高額商品の購入以外に、もう1つ気を付けておきたいのは「楽天ふるさと納税」の申し込みです。

お買い物マラソンの買い回りSPUをなるべく大きくするため、ふるさと納税はできるだけ同じ月にまとめて申し込んでいる方も多いと思います。しかし来月以降に多額の申し込みをしてしまうと、獲得ポイントで損をする可能性が出てくるかもしれません。

来月に多額のふるさと納税申し込みを予定している方については、今月中に寄付を済ませておいた方がお得になる可能性も出てきます。

具体的に寄付金額が何円を超えると、これまでに獲得していたポイントよりも損をしてしまうかは、達成しているSPUの内容によって変わるためケースバイケースです。

ご参考までにわが家のパターンを計算してみたところ、66,667円が損益分岐点でした。

ちなみに、楽天プレミアムカードのSPU特典を利用している方は、11月中に寄付を済ませておく方がポイントを多く獲得できる可能性が高いです。

来月多額の申し込みを予定している場合は、要注意です!

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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