高配当クオカード優待銘柄が株式分割!割安度合いを調べてみた

高配当クオカード優待銘柄が株式分割!割安度合いを調べてみた IR解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「高田機工(5923)」という銘柄の株式分割ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

高田機工が9月末に株式分割!

創業から100年以上の歴史を持つ橋梁メーカーの「高田機工(5923)」という会社が、株式分割を発表しました。

2024/8/30に発表されたお知らせによると、2024年9月末を基準日として、1株→3株の株式分割を行うようです。

ご参考までに、高田機工の2024/9/4終値は3,635円です。もし今の株価水準が続くなら、分割後は1株1,200円程度で購入できることになりますね。

分割後も株主優待取得に必要な投資金額は変わらない

高田機工の株主優待品は、クオカードです。

自社が手がけた橋梁の写真がプリントされたオリジナルデザインのクオカードがもらえます。

株主優待を受け取るのに必要な株式数は、従来は100株、分割後は300株からとなっているので、実質的な変更はありません。分割後300株保有の場合は、毎年3月権利で2,000円相当がもらえます。

株式分割後は1,000株(5,000円分)の優待区分を新設するそうですが、最も優待利回りが高いのは300株となっています。

あくまで株主優待取得を目的として見た場合には、残念ながら投資ハードルは分割前後で特に変わらない結果となっています(^-^;

高田機工の業績推移をチェック!

高田機工の業績推移をグラフで見てみると、売上高は比較的安定しているものの、利益(EPS)の推移にはそれなり波があることが分かります。

高田機工(5923)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移はこちらのグラフのとおり、増加傾向となっています。

高田機工(5923)一株配当と配当性向の推移
配当金額は現在(株式分割前)の数値です。分割後は1株配当も3分の1になります

2016年にオレンジ色の配当性向が大きく跳ね上がっていますが、減配を行わなかったところを見ると、なるべく減配しない方針を取っているような感じがしますね。

ちなみに2025年期は、2024年期の配当額(分割前の水準で年間150円)を維持するようです。

中期経営計画には配当性向50%以上、下限配当150円という記載もあるため、企業としても配当還元は今後さらに充実させていこうと考えているようですね。

高田機工の割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

高田機工を100株(=分割後の300株相当)保有した場合の「元とれる年数」を2024/9/4終値で試算してみると、約22年(利回り換算で約4.5%)となりました。

普段は「20~30年以内」を目安としているため、比較的割安な方の水準だと捉えています(^-^)

今回の株式分割では株主優待取得に必要な最低投資金額が変わらないため、株主優待目的で300株保有するとなると投資ハードルはそこそこ高めです。

とはいえ、配当利回りだけでも4%近くある銘柄ですし、まずは100株だけの保有でも投資検討の余地がある銘柄かもしれませんね。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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