おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約70銘柄保有しています。
こちらのページでは、10月優待銘柄の中で個人的に気になっているものを全部で3つご紹介します!
いま気になっている10月優待銘柄一覧
現在個人的に気になっている10月優待銘柄は、こちらの3銘柄です。
企業名 | 株価 | 優待月 | 業種 | 優待品 | 元とれる 年数 | |
1 | 巴工業 (6309) | \1,691 | 10月 | 機械 | (200株/1年~) ワイン1本 | 約26年 |
2 | AB&Company (9251) | \1,001 | 10月 | サービス業 | 自社通販 優待券 7,000円分 | 約10年 |
3 | 泉州電業 (9824) | \4,275 | 10月 | 卸売業 | クオカード 1,000円分~ | 約26年 |
すべての10月優待銘柄を調査した上で、以下の条件にすべて当てはまる銘柄を抽出しています。
- 業績推移が長期的に右肩上がりの傾向となっている
- 30年以内に投資回収できそう
- 優待品が魅力的(だと個人的に思う)
- 配当金をしっかり出している
ちなみに「元とれる年数」は、利回りの代わりに私が普段の投資判断に用いている数字です。詳しい説明はこちらの記事をご覧ください↓
巴工業(6309)
「巴工業」は、遠心分離機を中心とする機器の製造販売などを行っている会社です。
株主優待品はなんとワインです。200株以上を1年以上継続保有していると、(元)グループ会社の取扱商品である赤ワインが1本もらえます。
もらえるワインの品種はその年によって異なりますが、調べたところ大体3,000~4,000円くらいで販売されているものが贈られているようです。
業績推移を見てみると、売上高・利益(EPS)は比較的安定した右肩上がりの推移となっていることが分かります。

配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。2023年から配当性向40%という配当方針を新たに設けたことで、現在は配当金の水準がかなり高くなっています。

2024年2月に、優待品のワインを取り扱っていたグループ会社(巴ワイン・アンド・スピリッツ株式会社)の株式を別会社に譲渡してしまっているため、ワイン優待を今後どこまで続けるつもりなのか、個人的には気になっていたのですが…(^-^;
今年4月の株式分割のタイミングでも優待品の変更はなかったため、もうしばらくはワイン優待を続けてくれそうな雰囲気ですね。

2025/9/9終値で計算した「元とれる年数」は、約26年です(ワインは1本3,000円相当と仮定して計算しました)。
AB&Company(9251)
「AB&Company」は、「Agu.」という美容室の運営を行っている会社です。
株主優待品は、自社通販サイトで使える株主優待券です。100株保有の場合は7,000円相当の株主優待券が1枚もらえます。

2025年10月権利分から変更が入り、100株保有の場合は10,000円のお買い物に対して7,000円分の優待券が使えるという形に変わりました。
基本的にはこの株主優待券を使って、自社ブランドのシャンプーやトリートメントのセットと交換してもらうという流れになります。
シャンプーの価格自体はそこまで高価なものではない分、とにかくたくさんもらえるので日用品の節約に役立ちそうな銘柄だと思います(^-^)
こちらの銘柄、現在の業績自体は好調ではあるものの、2021年に上場したばかりの会社なので長期投資の判断をするためのデータが十分に揃っているとは言いづらい状況です。

配当金は今のところ固定の金額ですが、やはりまだ配当実績が少ないため、今後長期的に見てどうなるかは気になるところですね。
2025/9/17に増配の発表があり、今後は年間60円が実質的な下限となるようです。やや出しすぎな気もしますが、その分100株優待を手出し有りにすることでバランスを取っているみたいですね。

上場して間もない企業ということで、もちろん株主優待制度の歴史もまだまだ浅いです。
今の優待はたしかに魅力的な内容ですし、これまで通り業績好調な状態が続くならあまり心配する必要はないのかもしれませんが…。
優待額面だけで見ればやや大盤振る舞いすぎる印象もあるため、長期投資を検討する上では慎重に判断した方が良い銘柄かもしれないですね。

2025/9/9終値で計算した「元とれる年数」は、約10年です。
泉州電業(9824)
電線やケーブルなどの総合商社である「泉州電業」の株主優待では、クオカードがもらえます。
はじめは1,000円分ですが、1年以上の継続保有で2,000円分にグレードアップします。

自社製品がデザインされたオリジナルクオカードがもらえるようです!
業績推移を見てみると、売上高・利益(EPS)は比較的安定した右肩上がりで推移していることが分かります。

配当金の推移も増加傾向で、業績と同じく直近数年の伸びが大きいことが分かりますね。

株価はやや高めですが、その分配当金額が大きいので、優待品だけでなく配当金もしっかり受け取りたいという方に向いている銘柄だと思います。

2025/9/9終値で計算した「元とれる年数」は、約26年です。
魅力的な株主優待を実施している企業はたくさんありますが、あくまで投資としての観点から、どの銘柄を購入するのが一番良いお金の働かせ方になるか、冷静に判断していきたいですね!
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2700万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約70銘柄保有しています。
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