ドーミーイン優待銘柄が株式分割&優待拡充!分割後の割安度合いを調べてみた

ドーミーイン優待銘柄が株式分割&優待拡充!分割後の割安度合いを調べてみた 株式分割
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「共立メンテナンス(9616)」の株式分割&優待拡充ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

人気のホテル「ドーミーイン」宿泊にも使える優待が取得しやすくなりました!

共立メンテナンスが株式分割&優待拡充!

ホテルや学生寮・社員寮の運営を行っている「共立メンテナンス」が、株式分割を発表しました。

2024/2/9に発表されたお知らせ(外部PDF)によると、2024年3月31日を基準日として、1株→2株の株式分割を行うそうです。

ご参考までに、2024/2/14の終値は6,217円です。今の株価水準が続くなら、分割後は1株3,100円強で買えることになりますね。

人気銘柄なので分割後もまだまだ高い印象ですが、だいぶ買いやすくなりそうですね!

分割後100株からでも株主優待券が受け取れるようになる

「共立メンテナンス」の株主優待券には、次の2種類があります。

  1. 株主様ご優待割引券(=自社グループ施設で使える1,000円券
  2. 株主様リゾートホテル優待券(=リゾートホテルの宿泊時に使える10~30%割引券

それぞれ、もらえる券の枚数は保有株式数によって異なります。現時点(分割前)の100株を保有の場合は、1,000円券が1枚×年2回=2枚リゾートホテル割引券が年1枚もらえる仕組みとなっていました。

今回の株式分割に伴い、分割後の100株でも現100株と同じ枚数の優待券がもらえるよう、優待拡充が発表されました!

長期継続保有優待が、分割後100株から適用されるようになる

共立メンテナンスには、3年以上の継続保有で1,000円券が追加でもらえるという長期継続保有優待制度が存在します(追加でもらえる券の枚数は、保有株式数によって異なります)。

これまで長期継続保有によって追加で優待券をもらうことができるのは、現200株以上を保有の株主とされていました。

しかし今回の拡充によって、分割後100株(現50株)から長期継続保有条件が適用されるようになります。

分割後の100株を3年以上継続保有した場合は、1,000円券が追加で1枚もらえます。年間で2枚だったところが、年間3枚(3,000円分)に増えることになりますね。

長期継続保有でもらえる券の枚数は、保有株式数にかかわらず一律で増える形に拡充されています。長期保有してくれる株主を増やしたい、ということなのかもしれないですね。

共立メンテナンス リゾートホテル優待券の金銭的価値はどれくらい?

割安度合いの計算に入る前に、株主優待券の金銭的価値を確認しておきたいと思います。

1,000円券の方は額面が記載されているので、分かりやすいですね。ドーミーインをはじめとしたホテルの宿泊代に使える他、首都圏にある提携飲食店でのお食事代や、グルメ食品を取り扱う通販サイトのお会計にも利用することができるそうです。

意外と使い道が幅広く、もらって困ることのない優待券だと思います!

一方で、ぱっと見の金銭的価値が分かりにくいのがリゾートホテル優待券です。

対象となるリゾートホテルはこちらの公式ページに掲載されています(残念ながら通常のドーミーインは対象外です…)。宿泊代はホテルや部屋のグレードによって様々ですが、平日なら通常料金から30%割引休日なら10%割引で宿泊できる優待券となっています。

1枚の優待券で1泊10人まで割引対象となるため、100株優待でも家族や友人と一緒に利用することができますね。

ここでは一例として、大人2名で対象施設に宿泊する場合の割引料金をいくつか試算してみました。

ザ ビーチタワー沖縄の場合(コンパクトツインルーム/夕朝食付き)

平日:15,360円×2名×30%=9,216円

休日:19,950円×2名×10%=3,990円

ラビスタ観音崎テラスの場合(グランピングスタンダードプラン/夕朝食付き)

平日:42,000円×2名×30%=25,200円

休日:46,000円×2名×10%=9,200円

※実際に宿泊する季節や日付によって、具体的な金額は多少変動します。

やはり宿泊する施設やプランによって差は大きいですが、上手く使えるなら相応のインパクトがある優待券だと言えそうです。

なかなかの出費が必要ですが、株主優待でグランピングってロマンがありますよね…!

共立メンテナンス 株式分割後の割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

共立メンテナンスを現時点で50株保有した場合の「元とれる年数」を2024/2/14終値で試算してみると、次のような結果となりました。

  • 1,000円優待券のみを利用する場合 → 約61年
  • リゾートホテル優待券(3,990円と仮定)を毎年利用する場合 → 約35年

ご覧のとおり、長期インカム投資で投資回収をするためには、リゾートホテル券の活用がほぼ必須レベルとなっています。

リゾートホテル券の金銭的価値は、おそらく大人2名で利用する場合の最下限に近いと思われる「3,990円」を計算に用いました。実際にはこれより高くなるケースも多いと思うので、普段私が目安としている「30年以内」も狙えそうな感じがします。

旅行が趣味の方や、毎年家族旅行に行くのが恒例となっている方であれば、長期でも活用できそうな優待銘柄かもしれませんね(^-^)

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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