おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「日本精線(5659)」の優待拡充ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
株式分割&優待拡充によって取得しやすくなりましたが、減配リスクには要注意です。
日本精線が株式分割に伴う優待拡充を発表!
ステンレス鋼線のトップメーカーである「日本精線」という企業が、株主優待制度の拡充を発表しました。
この会社は、2024年3月末で株式分割(5分割)を行っています。2025年3月期の優待からは、株式分割後の100株からでも優待品のクオカード(1,000円分)がもらえるようになるそうです。
株式分割を踏まえた2024/3/29現在の株価は1,412円です。従来に比べるとかなり買いやすくなった印象です!
日本精線の割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
日本精線を現時点(分割後の水準)で100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/3/29終値で試算してみると、約28年となりました。
普段は「30年以内」を目安としているため、約28年というのはちょうど良いくらいの水準だと思います(^-^)
配当金の減配リスクに注意が必要
日本精線へのインカム投資を検討する上で注意しておきたいのが、減配のリスクです。
現在、日本精線の配当金額の推移はこのような感じになっています。
基本的には右肩上がりの傾向ですが、2020年に130円→80円の減配を行っていることが分かります。
日本精線の配当方針は、現在「連結配当性向30%程度」とされていますが、直近の水準(オレンジ色のグラフ)は40%近くまで到達していますよね。
このまま配当性向が上がり続けるようであれば、またどこかのタイミングで減配を行ってもおかしくないかもしれません。
業績推移は比較的堅調な銘柄なので、投資先として検討すること自体は問題ないと思いますが、思わぬ減配によって投資の計画が狂ってしまわないよう、あらかじめリスクを想定した上で検討を進めるのが良さそうです。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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