おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「エコミック(3802)」という銘柄の株主優待拡充ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
エコミックが100株優待を新設!
給与計算業務などの受託を行っている「エコミック(3802)」という会社が、株主優待制度の拡充(100株優待の新設)を発表しました。
エコミックの株主優待品はクオカードです。これまでは200株以上保有の株主が対象でしたが、2024年9月権利分からは、100株以上の保有で500円分のクオカードがもらえるようになります。
ご参考までに、エコミックの2024/8/21終値は450円です。現在の株価水準だと5万円以内で株主優待が受け取れる銘柄となっています。
エコミックの業績推移をチェック!
エコミックの業績推移をグラフで見てみると、数字の規模は小さめですが、売上高・利益ともに長期的には右肩上がりの傾向となっていることが分かります。
EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。配当金も少額ではあるものの右肩上がりで推移しており、配当性向の水準も特に問題なさそうに見えます。
エコミックの割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
エコミックを100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/8/21終値で試算してみると、約27年となりました(利回りに換算すると約3.7%です)。
普段は「20~30年以内」を目安としているため、ちょうど良い感じの水準だと捉えています。
優待の改悪リスクは頭に入れておくべき
注意点として、エコミックの株主優待制度は近年どちらかといえば改悪傾向にありました。
もともとは、クオカード以外にもホテルの利用券やひらまつギフトカードなどといった複数の優待品から選べるようになっていたのですが、クオカード以外の優待品は徐々に廃止されていきました。
クオカードは自社商品ではないため、企業側が背負うコストもそれなりに大きいですし、必要投資金額が安いことから個人投資家の注目も集まりやすい銘柄だと思います。
株主優待制度自体は2015年からとそれなりに長く続けているので、すぐに廃止されてしまうことは無いと信じたいですが…。
過去に優待の改悪実績がある企業だということは頭に入れた上で、投資検討をするのが良いのではないかなと思います。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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