おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、日本を代表する電気機器メーカー「京セラ」の株式分割ニュースと、株主優待制度、これらを踏まえた投資判断の個人的見解についてお話ししたいと思います。
分割のニュースを聞いて「京セラ買おうかな?」「京セラの優待ってどうなるのかな?」と思っている方の参考になれば嬉しいです!
京セラが1→4株の株式分割を行うそうです
京セラが10年ぶりの株式分割を行うことを発表しました。2023年12月末を基準に、1→4株の分割を行うそうです。
ご参考までに、2023/10/3の終値は7,314円です。もしも年末の株価が今と同じ水準であれば、分割後の株価は1,830円くらいになります。私たち個人投資家にとってはかなり買いやすくなりそうですね(^-^)
京セラの株主優待制度はどうなる?
京セラの株主優待内容は「全株主を対象とした、通信販売カタログ」です。
カタログといっても好きな商品がもらえるわけではなく、京セラの自社商品やサービスが掲載されたカタログの中から、欲しいものがあれば株主がお金を払って申し込む、というタイプのカタログです。ちなみに対象は「全株主」なので、1株保有しているだけでもらえます。
こちらの1株優待制度は株式分割後も継続されるようで、分割後の1株保有でもカタログを受け取ることができました!
また、株式分割とあわせて100株以上の株主優待制度も新設されています。
100株を1年以上継続保有の場合は、クオカード1,000円分(5年以上継続保有で2,000円分にアップ)が、500株以上を1年以上継続保有の場合は、カタログギフト3,000円分(5年以上継続保有で5,000円分にアップ)がもらえます。
株式分割を見据えた、京セラへの投資はアリ?
京セラの業績をIR BANKの決算まとめページ(外部サイト)で見てみると、さすが日本が誇る大企業なだけあって、業績はかなり安定している印象です。
自己資本比率が高く、長期でも安心して保有できそうな銘柄に見えますが、過去には配当金を減配している年もあるので、思いがけずインカムが減ってしまう可能性があることには注意が必要です。
京セラの「元とれる年数」はどれくらい?
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
京セラを長期保有した場合の「元とれる年数」を2024/6/28終値で試算してみると、次のような結果となりました。
- 1株保有の場合 → 約37年(※カタログ優待は計算に含めていません)
- 100株保有の場合 → 約28年
1株保有の方は優待額を加味していませんが、安いものでも1回の申し込みで1,000円前後の割引が入るため、カタログ割引を活用できる方にとってはかなりお得な銘柄になると思います(^-^)
「京セラのサービスを利用することはこの先断固として無い!」という方でなければ、とりあえず1株保有して配当金をいただいておいて、キッチン用品の買い替えや旅行のタイミング、はたまたちょっと贅沢したい記念日などにカタログ割引を利用させてもらって一気に投資回収という戦略は、優待投資の観点からは割とアリなのでは?と思います。
とはいえ、いくら優待があるといっても不必要なものを申し込んでしまっては本末転倒ですよね。もし実際に投資した際には、カタログを見て本当に必要なものだけを申し込むようにしたいです!
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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