おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約60銘柄保有しています。
今日の記事では、「東陽倉庫(9306)」の株主優待拡充ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

今回の優待拡充の恩恵を受けられるのは少数派だと思いますが、高配当株としてのメリットも見逃せない銘柄です!
東陽倉庫が株主優待制度を拡充!
国内外の物流事業や、トランクルームなどの不動産事業を行っている「東陽倉庫(9306)」という会社が、株主優待制度の拡充を発表しました。
東陽倉庫の株主優待品は、ギフト券(詳細は不明)とされています。

2024年3月期から優待制度を新設しましたが、1年以上の継続保有条件があるため、実質的には2025年3月権利分から本格的に開始される優待制度となりますね。
拡充とは言っても、具体的な内容としては2,000株以上の優待区分の追加です。
保有株式数 | 優待額面 |
500株~ | 2,000円相当 |
1,000株~ | 5,000円相当 |
2,000株~(今回から新設) | 10,000円相当 |
最低でも500株と元々の投資ハードルが高い銘柄ということもあり、今回の優待拡充の恩恵を受けられる方はかなり少数派なのではないかと思われます…(^-^;
東陽倉庫は、業績堅調な高配当銘柄
しかし、東陽倉庫は優待銘柄としてだけではなく、業績堅調な高配当銘柄という魅力も持っている銘柄です。
業績推移をグラフで見てみると、売上高は安定しており、利益(EPS)は長期的に右肩上がりで推移していることが分かります。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金もこちらのグラフのとおり、安定した増加傾向となっていますね。


現在の株価水準だと、配当利回りだけで約4%の高水準です!
東陽倉庫の割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
東陽倉庫を現時点で500株保有した場合の「元とれる年数」を2025/2/12終値で試算してみると、約24年となりました(利回りに換算すると約4.2%です)。
普段は「20~30年以内」を目安としているため、ちょうど良いくらいの水準だと思っています(^-^)

ちなみに100株保有で株主優待がもらえない場合でも、約25年の高水準です!
優待取得のハードルは高い銘柄ですが、配当金にこれだけ旨みがあれば、500株を目指して少しずつ買い増していく選択も検討できそうな気がしますね。
株主優待の取得だけではなく、資産形成もしっかり行っていきたい方のインカム投資先としては、検討の余地がありそうな銘柄だと思います(^-^)
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2500万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約60銘柄保有しています。
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