豪華カタログ優待銘柄が制度変更!割安度合いを調べてみた

豪華カタログ優待銘柄が制度変更!割安度合いを調べてみた 優待IR 解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約60銘柄保有しています。

今日の記事では、「ラクト・ジャパン(3139)」の株主優待変更ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べてみた結果をご紹介します。

ラクト・ジャパンが株主優待制度を変更!

乳原料やチーズ、食肉加工品などの輸入販売を行っている「ラクト・ジャパン」という会社が、株主優待制度の変更を発表しました。

2025/1/14に発表されたお知らせによると、今回の優待制度変更のポイントは主に次の3点です。

  • 継続保有期間3年未満のクオカード優待を廃止
  • カタログ優待は2年以上の継続保有からもらえるようになる
  • 300株以上の優待区分を追加

2025年11月権利分から、変更後の制度が適用されます!

継続保有期間3年未満のクオカード優待を廃止

ラクト・ジャパンの株を100株以上保有していると、はじめはクオカード1,000円分が、そして継続保有期間が3年以上になるとカタログギフト3,000円相当がもらえるようになる、という制度でした。

このうち、はじめにもらえていたクオカード優待が廃止されるため、今後ラクト・ジャパンの株主優待を受け取るためには、長期継続保有が前提となってきます。

可愛らしいデザインのクオカードだったのですが、今後もらえなくなるのは残念ですね…(>_<)

この後詳しくご紹介するとおり、カタログ進呈の条件が2年以上に緩和されたことによって、あくまで優待額面で見た場合には、特にデメリットはありません

ですが、特に保有銘柄が少ない時は「購入した後、かなり長い期間株主優待品がもらえない」というだけで、投資意欲が下がってしまう方も多いのではないかな…と思います。

株価を考慮して少し早めに購入することや、権利確定から優待到着までの期間も考えると、ラクト・ジャパンの場合は実質的に23年近く待つことになりそうですよね…(^-^;

株価がそこまで安い銘柄というわけでもないので、この優待変更によって心理的な投資ハードルは上がってしまったように思います。

この点については、残念ながら改悪だと言えますね。

カタログ優待は2年以上の継続保有からもらえるようになる

クオカード優待が廃止された代わりに、カタログ優待の進呈条件は3年以上→2年以上継続保有に緩和されました。

ラクト・ジャパンのカタログ優待では、チーズやアイスクリーム、ソーセージといった、おそらく自社取扱商品だと思われる乳製品・加工食品を選ぶことができます。

カタログで選べる商品ラインナップは公式サイトから確認できます。どれも美味しそうですね!

この会社ならではの優待品ラインナップということもあり、カタログ優待を目的に保有されている方も多いと思いますが、そういった方にとっては拡充だと言えますね!

カタログ優待が1年早くもらえるようになったことで、あくまで金銭面だけで比較した場合には、制度変更前と変更後で、もらえる優待額面には変更なしということになります。

300株以上の優待区分を追加

2025年11月権利分からは、300株以上を2年以上継続保有していると、もらえるカタログの額面が5,000円相当にアップするようです。

3,000円相当のカタログとは異なる優待品ラインナップになるのか、それとも同じ優待品で量が増えるだけなのかどうかについては、まだ情報が出ていません。

優待利回りが最も高いのは100株保有時ですが、これを機に買い増したいと思った方もいらっしゃるかもしれないですね。

ラクト・ジャパンの業績推移は比較的好調!

ラクト・ジャパンの業績推移を見てみると、売上高・利益(EPS)ともに長期的には右肩上がりの傾向で推移していることが分かります。

ラクト・ジャパン(3139)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移もこちらのグラフのとおり、順調な増加傾向となっています(^-^)

ラクト・ジャパン(3139)一株配当と配当性向の推移

2024年期には大きく増配を行っていますが、2025年期の配当予想はさらに増えて年間100円予定となっています。

ラクト・ジャパンの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

ラクト・ジャパンを現時点で100株保有した場合の「元とれる年数」を2025/1/17終値で試算してみると、約24年となります(利回りに換算すると4.2%です)。

普段は「20~30年以内」を目安としているため、ちょうどいい感じの水準となっています(^-^)

増配発表により現在の株価はやや高めになっていること、優待品の取得までに2年以上かかることを考えると、新規購入のハードルは以前よりも高くなってしまった印象ですが…(^-^;

貴重な11月優待銘柄でもありますし、引き続き良いタイミングがあれば購入を検討していきたいなぁと思っています。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2500万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約60銘柄保有しています。
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