新NISA戦略どうする?運用方針をざっくりと考えてみた

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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

さて、来年から始まる新NISA制度を前に、今一度投資方針を見直しておきたいと考えている方も多いのではないかと思います。新NISA制度は上手く活用できれば資産形成の強い味方になってくれるはずなので、私自身も計算やシミュレーションをしながら、色々と作戦を練っているところです。

今日の記事では、現時点で考えている私自身の新NISA口座の運用方針について、3つのポイントに絞ってご紹介したいと思います。あくまで個人的な投資スタイルを前提にしたお話にはなってしまいますが、同じような投資スタイルの方や優待投資に興味を持っている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!

どういう投資商品をメインに運用していく?

新NISA口座ではさまざまな投資商品を運用することができますが、私はこれまで通り、優待銘柄を中心とした投資方針で運用をしていきたいと思っています。

「優待銘柄よりも、高配当株をメインにした方が節税メリットを最大限活かせるのでは?」といった意見もあるかと思いますし、私自身も「きっとその通りなんだろうなぁ」と正直思ってます(笑)

それでも優待銘柄をメインに運用しようと考えている理由は、次のとおりです。

なんだかんだで、1番好きなものが1番長続きする!

新NISA口座では非課税期間の制限がなくなり、20年といわず30年でも40年でも、長期で運用ができるようになります。それだけ長く付き合っていくということを考えると、やっぱり自分が本当に好きで楽しめる投資スタイルで運用していくことが、投資商品のホールド力にも繋がって、結果的に良い投資成績を残すことに繋がるのでは…?という理屈です。

仕事や趣味だって、「収入がいいから」「他の人がみんなやっているから」という理由で始めたものだと、長続きせずに途中でやめてしまうケースが比較的多いですよね。

それと同じように、私自身も「とりあえずこういう投資が良いって聞いたから…」という方針で新NISA口座を運用してしまうと、多分そのうち飽きて口座管理をサボるようになってしまう気がしています…(笑)

もちろん各々の投資スタイルにもよるところですが、現時点である程度自分の投資スタイルが確立されている方であれば、新NISAでもそれを貫いてみるのが良いんじゃないかな、というのが個人的な考えです。

特定口座からの移管と新規銘柄の購入、どっちを優先させる?

新NISA口座で優待銘柄を購入する場合は「成長投資枠」という枠の中で投資を行うことになります。この成長投資枠には、年間240万円まで、トータルで1,200万円まで、という投資金額の上限があるため、好き放題に投資をするというわけにはいきません。

ここで問題になるのが「これまでに特定口座(課税口座)で購入している銘柄を、新NISA枠に移管するかどうか?」という点です。特定口座から移管することでもちろん節税メリットは増えますが、その分新しい銘柄を購入できる枠が減ってしまいますし、移管時の売却手続きによって含み益に対する税金が発生してしまうというデメリットもあります。

これは非常に悩ましい問題なので、きっと多くの投資家さんも同じように悩んでいるのではないかと思いますが…。今のところは特定口座からの移管をある程度優先させる方向で考えているところです。

特定口座からの移管を優先させたい理由

どちらの方がより良い投資選択になるかどうかは、厳密には各銘柄ごとにメリット(=移管によって節税できる金額)と、デメリット(=売却時に発生する税金の額)を比較判断していく必要があるので、とっても大変です…。

ここでは簡単に、現在保有している銘柄のトータル情報でざっくり計算してみると、

1年間の節税メリット:年間配当金 約18万円×20.315% = 36,567円

売却時に発生する税金:含み益 約230万円×20.315% = 467,245円

→ 467,245円 ÷ 36,567円 =約13年

つまり(計算の都合上、株価の値動きを無視することになりますが)今保有している銘柄たちをこの先ざっくり13年以上保有し続けるのであれば、今のうちに非課税口座に移管しておいた方が節税メリットが大きいという計算結果になります。

13年後というと私は40代前半ですが、今のところはその頃も変わらず投資を続けている予定でいます(個別の銘柄で見たら売却・買い替えはあるかもしれませんが…)。この計算結果からも、今のところは早めに移管を行っておく方がより良い投資判断になるのではないかと考えています。

とはいえ、保有銘柄数ももっと増やしていきたいので、もちろん新規銘柄の購入枠もそれなりには設けるつもりです。実際にはそのときの株価によっても状況が変わるため、より良い選択肢はどれになるのか、その都度個別に判断していきながらバランスを取っていくことになりそうです。ここの判断センスは各々の個性が光る部分になりそうですね(^-^)

成長投資枠とつみたて投資枠のバランスはどうする?

新NISA口座トータルでの投資金額上限(非課税保有限度額)は1,800万円です。そのうち成長投資枠の上限が1,200万円なので、必然的に残りの600万円はつみたて投資枠として運用することになりますね。

つみたて投資枠の方には年間で120万円までという制限はあるものの、トータルでの上限設定はありません。なので極端な例だと、1,800万円すべてつみたて投資枠として利用することも可能です。

つまり、つみたて投資枠と成長投資枠のバランス配分をどうするか?という点も、新NISAでの投資戦略を練る上での重要ポイントになってきます。

「今」への投資と、「将来」への投資

少し話がそれますが、私は、つみたて投資は遠い将来のため優待投資は今(=近い将来)のための投資だと考えています。

どういうことかというと、つみたて投資は複利のパワーを利用して利益を出していく投資手法なので、15~20年といった長期間運用することで大きな恩恵が得られる投資手法です。それに対して優待投資は、配当金に代えて有効期限のあるお買い物券や賞味期限のある食品をいただくので、半年~1年以内といった近い将来でその恩恵を受けることになります。

これはどちらが良い、悪いといった話ではなく、利益還元の方法としてはどちらも良いものだと思います。極端に0か100かで考えるのではなく、どちらの還元方法も両立した上で、そのバランス配分を自分の理想に合わせてうまくコントロールしていくことこそが、最も重要だと考えています。

つまり、投資によって得られた利益をどのくらい「今」に還元して、どのくらい「将来」に残すのか。そのバランスを取っていくのが投資の楽しいところでもあり難しいところでもあるということですね。

この考え方を踏まえると、つみたて投資枠と成長投資枠のバランス配分は「正解は人それぞれ」ということになってくるのですが、あくまで私自身はつみたて投資枠600万円、成長投資枠1,200万円という比率は割と適切な配分なようにとらえています。

もし自分が投資している銘柄が、全額優待品で還元(つまり配当金は0円)の銘柄ばかりだったら、ちょっと「今」に還元しすぎかな…と思いますが(^-^; 基本的には配当金もしっかり出してくれる銘柄を選んでいるのと、性格的に配当金を使うことに抵抗があるタイプなので(笑)、その点も加味してちょうど良いバランスかなと考えています。

つみたて投資枠を現行のつみたてNISAと同じペース(年間40万円)で投資していくなら、15年で600万円に到達する見込みになります。今までと同じ金額であれば無理なく継続できそうですし、15年という期間もちょうど良い感じがしますよね。

強いて言うなら、成長投資枠をすべて日本株にあてるとなると、ちょっとドル円のバランスが良くないかも…という点は気になっているので、将来的にもっと資産額が増えてきたら、そういった観点も踏まえた見直しが必要になってきそうですね。

まとめ

私の個人的な新NISA口座の運用方針としては、

・自分の1番好きな投資スタイル(=優待投資)を新NISA口座でも貫く

・成長投資枠では、特定銘柄からの移管をある程度優先させる(実際には、その時の株価によって臨機応変に判断)

・つみたて投資枠は現行と同じペースで継続、成長投資枠はフル活用

このような感じで考えています。

運用方針の正解は、その人の投資スタイルや価値観によってさまざまだと思いますので、ぜひ皆さんもご自身にあった運用方針を考えてみてくださいね(^-^)

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

よこプロフィール画像

よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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