アドバンスクリエイトがカタログ優待拡充&減配!今後の業績はどうなる?

アドバンスクリエイトがカタログ優待拡充&減配!今後の業績はどうなる? IR解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「アドバンスクリエイト(8798)」の優待拡充&減配(無配)ニュースについて解説します。

アドバンスクリエイトがカタログ優待を拡充!

保険代理店の「アドバンスクリエイト(8798)」が、株主優待制度の拡充を発表しました!

アドバンスクリエイトには、「カタログギフト」と「クラブオフ利用権(割引サービス)」という2つの株主優待制度があります。

今回拡充されるのはカタログギフトの方です。カタログの種類が大丸・松坂屋フリーチョイスギフト(ロビン)というものに変わり、額面としては大体1,000円くらいグレードアップするようです。

アドバンスクリエイトの株主優待品
前回の株主優待でもらったwebカタログです。従来はハーモニック社のカタログでした

新しくもらえるカタログの中身はこちらから確認することができます。

細かい内容は変更されている可能性もありますが、たしかに昨年までもらっていたカタログよりも全体的に上質な雰囲気になっているような気がします!

赤肉メロンやマンゴーといった高級フルーツも掲載されていました!

ちなみに、カタログの額面は4,180円と記載されていますが、もらえる商品としては大体3,000円前後のラインナップとなっているようです。

カタログ優待は全体的に縮小傾向の銘柄が多いので、まさか拡充されるとはまったく思いもしませんでした…(^-^;

クラブオフ優待はログインIDのシステムが変更予定

もう1つの株主優待制度である「クラブオフ」は、受けられる優待内容自体に変更はありません。

ですが、2023年9月期の優待到着時のお知らせによると、2024年9月期からは、クラブオフのwebサイトにアクセスする際に必要となるログインIDを株主番号と同一に変更するそうです。

つまり、保有株式を全売却してしまうとログインIDが変更されてしまう、ということですね。

クラブオフの会員期間は、毎年12月1日~翌年11月30日までです。ただし、2023年期は優待品の発送が遅れて、結局ログインIDのお知らせが届いたのは12月末でした。

もし権利確定後に全売却をされている方の場合は、12月の一定期間クラブオフのサービスが一時的に利用できなくなってしまう可能性があることに注意が必要ですね。

今期に限っては全員IDが変更になるはずなので、遅れることなく11月中に届けてほしいところです…。

アドバンスクリエイトの期末配当は無配転落!

一方で、残念なお知らせとして2024年期末配当が無配(0円)になる旨のお知らせも発表されました。

中間配当は実施済なので、2024年期は35円→17.5円への減配ということになります。

無配となった理由は、8月に発表された業績予想修正のお知らせに詳細が書かれているのですが、ざっくり経緯をまとめると次のような感じです。

  • 売上の計上方法に実態との乖離があると、監査法人から指摘が入った
  • 指摘を受けて、元々の計上方法の妥当性などを現在調査・検証中
  • 調査にまだしばらく時間がかかるため、分配金の確保ができるか現時点では不明瞭なことから、今期は無配

今回指摘が入った計上方法は2019年9月期から採用していたようなので、約5年間の売上データが正しい数値ではなかったかもしれない、という疑いが出ている状況です。

もし監査法人の指摘が正しいということで今後の計上方法を改めるとなった場合、これまで比較的順調だった業績推移は一変して、決算データ上は大幅に利益が落ち込む可能性も考えられますね。

つまり調査の結果次第では、今期限りではなく来期の配当にも影響する可能性があります…。

豪華なカタログ優待は魅力的にうつるものの、この状況を踏まえると、現在は比較的投資リスクが高い銘柄となっています。

もしこれから保有を検討する場合は、仮に配当金が出なかったとしても納得できるか?という観点での検討をしておくべきかもしれませんね。

私自身もホルダーなのでこのニュースはかなりショックですが、すでに長期保有で相応の金額を投資回収済ということもあり、ひとまずは保有を続けたまま状況を見守ろうと思っています…(^-^;

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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コメント

  1. ぴー より:

    右肩上がりの配当を無配にして優待を拡充するというのはなかなか見ないですね。
    業績が急に悪くなったのと不透明感が出てきたので仕方ないですが。
    ただ優待族は100株しか持ってない人が多いと思いますし、今のところ耐えられる範疇ですので、復活する願望込みですがホールドでいいと思います。

    • よこ よこ より:

      ぴーさん、本日もコメントありがとうございます!
      本当におっしゃる通りで、普通なら配当還元を優先すべきだと思います(^-^;
      優待拡充ニュースは、どうしても配当金が出せないのを誤魔化すための戦略なのかな?という風にも見えてしまいますね。
      とはいえ、調査の結果次第では復配の可能性も十分ありえると思うので、今は信じて待つしかないですね…

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