個人的に気になっている飲食店優待銘柄

個人的に気になっている飲食店優待銘柄 銘柄調査
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約40銘柄保有しています。

今日の記事では、いま個人的に気になっている優待銘柄「王将フードサービス(9936)」の株主優待情報についてご紹介します。

優待内容は魅力的ですが、取得ハードルはやや高めかも…?

王将フードサービスの株主優待は「餃子の王将」で使える優待券!

王将フードサービス(9936)」は、京都発祥の人気チェーン店「餃子の王将」を運営している会社です。

餃子の王将のギョーザ

株主優待品は「餃子の王将」で使える優待券です!100株保有の場合は、次のような内容となっています。

  • 株主様ご優待券 500円分×4枚(×年2回、年間4,000円分
  • 株主様ご優待カード(ご利用代金から5%割引約1年間何度でも利用可能

※「株主様ご優待券」の代わりに、自社商品(ラーメンなど)を受け取ることもできます。

使える飲食店は「餃子の王将」のみですが、お食事券だけでなく自社商品との交換パスポート型の優待カードなど、様々な楽しみ方ができそうな優待内容となっています(^-^)

私自身はパスポート型の株主優待が好きなので、1年間何度でも利用できる「株主様ご優待カード」に魅力を感じています!(王将のフードメニューはかなり安いので、割引額はささやかかもしれませんが…笑)

王将フードサービスの業績推移をチェック!

投資検討をする上では、業績チェックが欠かせません。

王将フードサービスへの長期インカム投資を検討する上で、個人的に気になる業績推移について調べてみました。

売上高は順調!利益の伸びはやや停滞気味?

まずは「売上高」「EPS(一株あたり当期純利益)」の推移を見てみましょう。

王将フードサービス(9936)売上高とEPSの推移

緑色の売上高は、順調に右肩上がりとなっていることが分かります。

オレンジ色のEPSは、長期でみると右肩上がりに推移しているものの、直近では下落傾向にあるため、今後の推移が気になるところです。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

純資産は順調に増加!

続いては「純資産」の推移を見てみましょう。

王将フードサービス(9936)純資産の推移

純資産はいわば企業の体力のようなものですから、長期投資をする上では純資産が年々増えている企業を検討したいところです。

王将フードサービスの純資産は長期で右肩上がりの傾向となっているため、長期投資を比較的検討しやすい銘柄だと考えられますね。

自己資本比率は高い数値で安定している

続いては「自己資本比率」「有利子負債比率」のグラフです。

王将フードサービス(9936)自己資本比率と有利子負債比率の推移

一般的に、自己資本比率(緑色のグラフ)の数値はなるべく高い方が、有利子負債比率(オレンジ色のグラフ)の数値はなるべく低い方が好ましいです。

王将フードサービスは、緑色のグラフが高い位置に、オレンジ色のグラフが低い位置に安定しているため、投資対象としての健全性は比較的高いと言えますね。

負債(=借金)が少ないので、倒産のリスクが低い企業だということを示しています。

コロナ禍の影響を受けた2021年には数値が悪化していますが、現在は元の水準に回復していることが分かりますね。

配当金額は右肩上がりの傾向だが、減配実績あり

最後に、インカム投資をする上での最重要項目「配当金額」と「配当性向」をチェックです。

王将フードサービス(9936)一株配当と配当性向の推移

1株あたりの配当金額は長期で見れば増加傾向ですが、2021年期には20円の減配を行っています。

2016年期は5円の記念配当を行っているため、こちらは減配ではありません。

コロナ禍による飲食店銘柄の減配は仕方のないこととも思いますが、長期投資を検討する上では、必ずしも減配をしない方針を取っているわけではないことを頭に入れておいた方が良さそうですね。

なお、オレンジ色の配当性向の水準は下がっているため、以前よりも余裕のある株主還元を行っていることが分かります。実際の配当金額が下がっているわけではないので、こちらは良い傾向だと捉えています(^-^)

王将フードサービス 割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

王将フードサービスを現時点で100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/4/26終値(7,740円)で試算してみると、次のような結果となりました。

  • 「株主様ご優待券」のみを利用 → 約43年
  • 「株主様ご優待券」+「株主様ご優待カード」を使って月2,000円の飲食 → 約41年
  • 「株主様ご優待券」+「株主様ご優待カード」を使って月13,000円の飲食 → 約30年

普段目安としている「30年以内」の水準を狙うには、株主様ご優待カードを使って毎月13,000円分の飲食をする必要がありそうです。

「餃子の王将」は1人1,000円いかないくらいの価格帯なので、13,000円は結構ハードル高そうですね…(笑)

普段から餃子の王将をよく利用している人にとっては価値の高い優待ですが、株価が2024/4/26終値で7,740円とかなり高いので、金銭的なハードルが高いのもネックです。

個人的には、将来的な株式分割&優待拡充に期待したいです…!

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約40銘柄保有しています。
餃子の王将には、大学時代によくお世話になっていました。

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