おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「南陽(2001)」の株式分割&優待拡充ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
株式分割と優待実質拡充により、かなりの高利回り銘柄となりました!
南陽が株式分割&優待拡充!
総合機械商社の「南陽」が、株式分割を発表しました。
2024/2/8に発表されたお知らせ(外部PDF)によると、2024年3月31日を基準日として、1株→2株の株式分割を行うそうです。
ご参考までに、2024/2/9の終値は2,376円です。今の株価水準が続くなら、分割後は1株1,200円弱で買えることになりますね。
分割後の株価はかなり買いやすくなる印象です!
安定配当額も実質的な引き上げを行う
南陽はこれまで、安定配当(最低でもこれだけの配当は出します、という目安)として「年間30円」を掲げていました。
今回の株式分割に伴い、分割後の安定配当額は「年間20円」に変更する旨を発表しています。
見た目の数字が下がっているので一見マイナスなように見えるかもしれません。ですが2分割されることを踏まえると、実質的には最低額が底上げされるため、株主にとってはプラスのニュースとなっています。
現時点で100株保有している人は、最低でも3,000円保証だったところが、4,000円保証に底上げされるイメージですね。
ちなみに、「配当性向30%程度」という配当方針は、分割後もそのまま維持されるようです。
分割後100株からでも株主優待が受け取れるように拡充
「南陽」の株主優待品はクオカードです。100株以上を保有していると1,000円分がもらえて、さらに3年以上継続保有の場合は1,500円にグレードアップします。
この制度は株式分割後もそのまま適用されるようなので、実質的な優待拡充となっています!
ちなみに、2024年3月期は株式分割前なので現100株の保有が必要です。分割後100株(現50株)で優待品が受け取れるようになるのは、2025年3月期からとなります。
南陽 株式分割後の割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
南陽を現時点で50株保有した場合の「元とれる年数」を2024/2/9終値で試算してみると、約20年となりました。
普段は「30年以内」を目安としているので、かなりの高水準だと思います!個人的には良すぎて逆に色々勘ぐってしまうレベルですね(笑)
利回りに換算すると、なんと5%です!
ちなみに、最低保証されている安定配当「年間20円」の場合を試算してみると、約35年という結果になりました。
業績が良くない状況が続いてしまうという最悪のケースでも約35年(住宅ローンと同じくらい?)で元が取れると考えると、個人的には悪くない投資先だと捉えています。
高利回りな銘柄は注目が集まりやすいので、今後どこまで優待制度を維持できるのか、というのが個人的には気になるところです。
その点、南陽は業績もしっかり伸ばせている企業なので、今後も利益を上げ続けて株主優待も維持してもらえると嬉しいですね(^-^)
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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