優待株へ投資する時に気をつけているポイント

おはようございます、よこです(^-^)/

「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、投資先とする優待銘柄を選ぶ時、個人的に気をつけているポイントについて、ご紹介したいと思います。

株主優待品以外にも魅力がある銘柄を選ぶようにする

私が優待銘柄に投資する際、意識するようにしているのが、株主優待品以外にも、投資する魅力がある銘柄を選ぶようにするという点です。

優待改悪・廃止時の損失リスクを抑えることが目的

理由はもちろん、優待改悪・廃止に備えたリスクヘッジです。

株主優待制度の内容変更は結構頻繁に行われるため、保有していた銘柄の優待内容が改悪、あるいは廃止されてしまったという経験は、優待投資をしていれば誰もが経験するものだと思います。

最近は、業績が良くても株主優待を改悪・廃止する企業も増えているように思います。こうなると事前に改悪や廃止を予測して回避することは基本的に難しいですよね。

もし被弾してしまった時になるべく被害を少なく済ませるため、個人的に意識しているのが株主優待品以外にも、投資する魅力がある銘柄を選ぶようにするということです。

先ほど例に挙げた「みずほリース」は、18年連続で増配を続けている企業です。そのため、株主優待品のクオカードが欲しくて株を保有していた人以外に、配当金目当てで投資をしている人も多くいたと予想できます。

配当金目的で投資をしている人は、優待が廃止されたからといって株を売らない人も多いでしょうし、むしろ配当金に株主還元が集約されるのは嬉しい！と考える人もいるかもしれません。

実際に、みずほリースが優待廃止を発表した時は、このような株価の推移となっていました。

日付	株価
2023/11/8 終値 （優待廃止発表の直前）	\4,725
2023/11/9 終値 （優待廃止発表の翌日）	\4,870
2024/3/19 終値	\5,510

一方で、配当金を全く配っていない銘柄の場合だと、株主優待目的で投資をしている人の割合が多いということになります。

このような銘柄が優待を改悪・廃止してしまったら、みんなが株を売りたがるので、株価の下落による損失を避けるのは難しくなってしまいます。

余剰資金を使って、あくまで優待品の取得が目的だと割り切って投資をしている人であれば、こういった銘柄に投資をするのも決して悪くないと思います（やっぱり優待でもらった品には、自分で購入したものとは違うプライスレスな価値がありますからね！）。

ですが私の場合、投資をする1番の目的は資産形成です。資産評価額の損失はなるべく抑えたいので、「この企業の優待品、めっちゃ欲しい…！」と思っても、優待品以外に魅力が感じられない場合は欲しい気持ちをグッと堪えて、購入を控えるようにしています。

配当金の増配実績や、自社株買いの実施状況をチェック！

株主還元の手段としては、主に「配当金」「株主優待」「自社株買い」などがあります。

株主優待投資でなるべく損失を出したくない、むしろ資産を増やしていきたい！という方であれば、単に株主優待の内容が魅力的なだけではなく、配当金も増配傾向、あるいは安定配当で良い感じだったり、積極的な自社株買いをしていたりする銘柄を選ぶのが良いと思います！

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。