カタログ優待を拡充した11月銘柄の割安度合いを調べてみた

カタログ優待を拡充した11月銘柄の割安度合いを調べてみた IR解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「サーラコーポレーション(2734)」という銘柄の株主優待拡充ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

サーラコーポレーションが株主優待制度を拡充!

愛知県にある総合エネルギー企業グループ「サーラコーポレーション(2734)」が、株主優待制度の拡充を発表しました。

2024/10/4に発表されたお知らせによると、今回の優待拡充の主なポイントは次の3点です。

  • 長期継続保有制度を導入(=従来の1.5倍~2倍の株主優待ポイントがもらえる)
  • 2,000~4,999株の優待区分を新設
  • 保有期間10年ごとに記念品を進呈

中でも、最も多くの方にとってメリットが大きいのは長期継続保有制度の導入です。

サーラコーポレーションの株主優待がもらえるのは500株からです。500株保有の場合、これまでは保有期間にかかわらず一律で1,000ポイントでしたが、2024年11月権利分から、3年以上の継続保有で1,500ポイント5年以上の継続保有で2,000ポイントにアップします!

長期保有している方にとっては、もらえる優待ポイントが最大で2倍になる嬉しい拡充です!

もらった株主優待ポイントは食品ギフトや自社グループ施設で使える優待券などと交換することができます。実質的にはオンラインカタログ優待のようなイメージですね。

ちなみに前年度の優待品一覧はこちらのページで確認できます。美味しそうな食品がたくさん掲載されていますね(^-^)

サーラコーポレーションの業績推移は比較的堅調!

サーラコーポレーションの業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともに大きく伸びているというわけではないものの、長期的には右肩上がりのトレンドとなっていることが分かります。

サーラコーポレーション(2734)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。配当金額も増加傾向となっていますね。

サーラコーポレーション(2734)一株配当と配当性向の推移

配当性向の数値にはやや波がありますが、30%前後と無理のない水準になっているので大きな問題はなさそうに思います。

サーラコーポレーションの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

サーラコーポレーションを500株保有した場合の「元とれる年数」を2024/10/7終値で試算してみると、約26年(利回り換算で約3.8%)となりました(※10年ごとにもらえる記念品は詳細が分からないので計算に含めていません)。

普段は20~30年以内を目安としているので、ちょうど良いくらいの水準だととらえています(^-^)

株主優待を取得するには500株、現在の株価水準だと約40万円が必要なので、カタログ優待銘柄の中では比較的投資金額のハードルが高い銘柄かもしれませんが…(^-^;

長期的に増配傾向という点を加味すると、インカム投資の対象としては十分検討の余地がある銘柄なのではないかな?と思います。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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