メニコンの株主優待を徹底考察!メルスプラン優待は加入すべき?

メニコンの株主優待を徹底考察!メルスプラン優待は加入すべき? 気になる銘柄調査
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約60銘柄保有しています。

今日の記事では、個人的に気になっている優待銘柄「メニコン(7780)」の株主優待について、調べた結果をご紹介します。

メニコンの株主優待内容を詳しく解説!

最近個人的に気になっている銘柄のひとつが、コンタクトレンズの製造販売を行っている「メニコン(7780)」という会社です。

メルスプランといういわゆるサブスク型のコンタクトレンズ販売サービスを行っているため、収入基盤が比較的安定しているのが特徴ですね。

わが家も長年メルスプランに加入しているため、株主優待でよりお得に利用できるのかどうか、調べてみました!

自社関連商品は、豪華な額面が魅力!

メニコンの株主優待品は、次の自社関連商品の中から1つ選ぶことができます。

  • 自社グループ店舗で使える優待券(1,000円分×10枚)
  • ハードコンタクトレンズ用洗浄液「O2ケアアミノソラ」(120mL×12本)
  • ソフトコンタクトレンズ用洗浄液「エピカ アクアモア」(310mL×12本)
  • 機能性表示食品「LBフローラ」(30日分×2パック)
  • 動物用サプリメント「ぺロワン」(3本)
  • 「胡麻ドレッシング」(390ml×1本)&「目留寿家のお茶」(100g×2缶)

※上記の他、寄付も選べます。

株主優待品の金銭的価値としては、ドレッシング&お茶セットのみ約3,500円相当、その他は定価で約9,000~10,000円相当となっています。

ただし、洗浄液などのケア用品は楽天やAmazonなどの通販だと同じものが6,000~7,000円くらいで販売されているようです。

株主優待券をもらう場合でも、レンズやケア用品を店頭購入する際は定価での購入になるため、上記の通販サイトなどと比較した場合はやや割高です。

額面としては10,000円分ですが、小売価格を考慮した場合、株主優待でお得になるのは7,000円前後が現実的なラインかな…?と思います。

それでも、100株優待にしては十分豪華な額面だと思います…!

ちなみに、株主優待券が使えるお店はこちらから検索できます。投資検討の際はあらかじめチェックしておくのがおすすめです。

わが家の最寄り店舗は、残念ながら対象外店舗でした…(泣)

2026年3月期からは1年以上の継続保有条件が追加されるため、これから新たに株を保有した場合だと、優待品が受け取れるのは2027年3月期からとなっています。

メルスプラン入会特典優待は、紹介で活用するのが吉?

もう一つの株主優待制度として、「メルスプラン新規ご入会特典」というものがあります。

これは、株主本人または紹介した人がメルスプラン(サブスク型のコンタクトレンズ販売サービス)に入会した場合、特典としてJCBギフトカードが受け取れるというものです。

株主本人が入会した場合は10,000円分、紹介の場合は株主と入会者それぞれが5,000円分ずつもらえます。

ギフトカードの額面は結構豪華ですが、個人的には次の2つの理由から、株主本人のメルスプランの活用はあまりおすすめできません。

メルスプランの月額料金は、株主優待券で支払えないケースが殆ど

メルスプランは月額制なので、クレジットカードや銀行口座から毎月自動的に料金が引き落としされる仕組みとなっています。

そのため、せっかく毎年10,000円分の株主優待券をもらっても、メルスプランの月額料金支払いに充てることはできません

厳密には、店頭で入会手続きをする際の初回料金には使えます。ですが2年目以降の優待は別商品の購入にあてるか、別の優待品を選ぶかの2択になってしまいますね…。

わが家もメルスプランに加入しているので、その費用が株主優待で少しでも浮けば嬉しいなぁと思ったのですが、残念ながらそれは難しいようです…(>_<)

あくまでコンタクトレンズの購入費用を浮かせる目的であれば、メルスプランには加入せずに店頭で株主優待券を使ってコンタクトレンズを直接購入した方が良さそうですね。

メルスプランはコンタクトレンズ購入の最安手段にはならない

メルスプランに加入する最大のメリットは、メニコンの店頭販売価格よりもコンタクトが安く購入できることです。

ですが特段レンズにこだわりのない方の場合は、やはり楽天などの通販で一般的なコンタクトレンズを購入した方が、料金としては安くなってきます。

レンズの種類にもよるので一概には言えませんが、他店舗も含めたトータルで比較した場合、メルスプランは最安値ではないケースが多いように思います。

わが家の場合は、家族が通販では購入できない乱視用の少々特殊なコンタクトレンズを使う必要があり、メルスプランを活用しています。

ですが通常の近視用コンタクトレンズであれば、おそらく大半の場合、メルスプランに加入する金銭的なメリットは薄いのではないかな…と思います。

自宅まで郵送してくれる、もしもの時に新品と交換してくれるなどのサポート面は充実しているので、そのあたりに価値を感じる方であれば活用はアリですね!

これらの理由から、メルスプラン入会特典は自分自身が入会するよりも、紹介で活用できそうなケースがあればラッキーくらいの優待制度だと感じています。

メニコンの業績推移をチェック!

メニコンの業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともに概ね右肩上がりで推移していることが分かります。

メニコン(7780)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移もこちらのグラフのとおり、増加傾向となっています。

メニコン(7780)一株配当と配当性向の推移

2024年期の配当性向は少し高くなっていますが、2025年期の業績が予想通り改善されるのであれば、個人的にはそこまで気にしなくても大丈夫かな?と捉えています。

メニコンの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

メニコンを100株保有した場合の「元とれる年数」を2025/4/11終値で試算してみると、約12年(利回り換算で約8.3%)となりました。

優待額面は、通販価格なども踏まえたより現実的な金銭的価値として、7,000円相当と仮定して計算してみました。メルスプラン紹介特典は計算に含めていません。

ちなみに、胡麻ドレッシング&お茶セット(3,500円相当)を毎年受け取る場合は、約19年となります。

普段は「20~30年以内」を目安としていますが、それを大幅に超えるかなりの高水準となっています。

メニコンは配当金よりも株主優待による還元メリットの方が大きい銘柄なので、ここまで大盤振る舞いだとちょっと心配になってしまう気持ちもありますが…。

自社サービスに関連する優待内容であること、つい最近長期保有継続条件を設けたばかりであること、業績推移が悪くないことなどを踏まえると、すぐに優待改悪される可能性は低いのではないかと個人的には予想しています。

先日のお知らせで2026年期以降の優待内容は「未定」とされているのがちょっとコワイですが…。さすがに大幅改悪はないと願いたいです…(>_<)

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2500万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約60銘柄保有しています。
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