最近優待拡充した、高利回りな小売銘柄をご紹介!

最近優待拡充した、高利回りな小売銘柄をご紹介! IR解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

“投資“としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「トーホー(8142)」の株主優待変更ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

トーホーが株主優待制度を変更!

業務用食品の卸売や、スーパーマーケット事業を手掛けている「トーホー(8142)」という会社が、株主優待制度の変更を発表しました。

2024/10/25に発表されたお知らせによると、今回の変更の主なポイントとなるのは次の2点です。

100株優待で選べる優待品の選択肢が増える!

トーホーの株主優待品は選択式となっており、保有株式数によってその内容が変わります。

最低単元となる100株保有の場合、従来はグループ店舗で使える「買物割引券」(と寄付)の実質一択のみとなっていましたが、2025年1月権利分からは、1年以上継続保有していれば「toho coffeeセット」も選択できるようになります。

珈琲セットを受け取るにはこれまで200株以上の保有が必要でしたが、100株から受け取れるように拡充されました!

具体的なセット内容はまだ発表されていないので分かりませんが、従来の珈琲セットも保有株式数によって内容が異なっていたため、100株優待向けに新たなセットが用意されるものと思われます。

額面についても今は予想することしかできませんが、買物割引券の額面(=全て使い切れるなら5,000円相当)を超えることはまず無いと思いますので、優待利回り重視の方はこれまで通り買物割引券を活用した方が良いかもしれませんね。

ちなみにトーホーの買物割引券は、A-プライス、ニッショク、こまつやなどの店頭で使うことができます。

お会計1,000円ごとに100円券が1枚使えるという、小売店ではお馴染みの株主優待方式ですね。

A-プライス 外観
A-プライスが比較的様々な地域に出店していて使いやすいかな?と思います。業務用食品が豊富です!

選べるコース数は4つ→3つに減少

一方で、200株以上保有の場合に選べる株主優待品のコースは、2025年1月期から3つに減少します。

従来は買物割引券と自社製品が半々でもらえるコースがありましたが、こちらは申込者の減少に伴い、次回権利からは選べなくなるようです。

100株保有の場合は元々選べないコースなので、特に影響はなさそうですね。

トーホーの業績推移は比較的堅調!

トーホーの業績推移をグラフで見てみると、コロナ禍に一度大きく業績を下げているものの、その他の年は比較的堅調に推移していることが分かります。

トーホー(8142)売上高とEPSの推移

ここ数年の業績は順調に伸びているように見えますね(^-^)

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。

トーホー(8142)一株配当と配当性向の推移
赤字決算の年は配当性向が算出できないため、グラフが途中で途切れています

コロナ前までは安定していた配当金ですが、2021年には無配転落していることが分かります。

最新の配当金額はコロナ前の水準を大きく超えていますが、配当金額は概ね業績に連動しているようなので、今後の配当水準がどうなるかも業績次第ということになりますね。

トーホーの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

トーホーを100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/11/1終値で試算してみると、約17年(利回り換算で約5.9%)となりました。

優待利回りは、買物割引券(5,000円相当)で計算しています。

珈琲セットの額面はまだ分かりませんが、仮に半分の2,500円相当として計算してみると、約20年となります。

現状はかなりの高利回りですが、配当金の水準が高くなっていることが要因のため、今後の配当水準次第では割安とは言えなくなる可能性も十分にあります。

コロナショック後の配当水準には良くも悪くも波があるので、長期投資を検討する上ではちょっと判断が難しい銘柄かもしれませんね。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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