おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約70銘柄保有しています。
こちらのページでは、9月優待銘柄の中で個人的に注目しているものを全部で3つご紹介します!
いま気になっている9月優待銘柄一覧
現在個人的に注目している9月優待銘柄は、こちらの3銘柄です。
企業名 | 株価 | 優待月 | 業種 | 優待品 | 元とれる 年数 | |
1 | 森永製菓 (2201) | \2,629 | 9月 | 食料品 | (半年以上~) 自社商品 1,500円相当~ | 約30年 |
2 | 稲畑産業 (8098) | \3,385 | 9月 | 卸売業 | クオカード 500円分~ | 約24年 |
3 | ステップ (9795) | \2,353 | 9月 | サービス業 | クオカード 500円分~ | 約24年 |
すべての9月優待銘柄を調査した上で、以下の条件にすべて当てはまる銘柄を抽出しています。
- 業績推移が長期的に右肩上がりの傾向となっている
- 30年以内に投資回収できそう
- 優待品が魅力的(だと個人的に思う)
- 配当金をしっかり出している
3・9月の年2回優待企業を含めると、3月のページとほぼ同じ内容になってしまうため…。今回は9月のみ株主優待を実施している企業に絞ってピックアップしました。
ちなみに「元とれる年数」は、利回りの代わりに私が普段の投資判断に用いている数字です。詳しい説明はこちらの記事をご覧ください↓
森永製菓(2201)
チョコボールやハイチュウなどのお菓子でお馴染み「森永製菓」の株主優待では、お菓子をメインとした自社商品の詰め合わせセットがもらえます。
100株保有の場合は、半年以上の継続保有で1,500円相当、3年以上の継続保有で2,500円相当の商品がもらえます。

優待品の詳しいラインナップは公式サイトから確認できます!
森永製菓の業績推移をグラフで見てみると、売上・利益ともに概ね右肩上がりの傾向で推移していることが分かります。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
こちらは配当金の推移を表したグラフです。この10年間は毎年増配を行っていることが分かりますね。

お菓子メーカーは優待人気が高いこともあり利回りが低めのところが多い印象ですが、森永製菓に関しては2024年に株式分割を行った影響もあり、まだ買いやすい方の水準かな?と思います。

2025/8/8終値で計算した「元とれる年数」は、約30年です。
稲畑産業(8098)
電子材料・住宅設備などの専門商社である「稲畑産業」という会社の株主優待では、オリジナルデザインのクオカードがもらえます。
100株保有の場合、はじめは500円分ですが、半年以上の継続保有で1,000円分、3年以上の継続保有で2,000円分と、長期保有で額面が大幅アップするのが特徴です。
稲畑産業の業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともに長期的に右肩上がりで推移していることが分かります。

配当金の推移はこちらのとおりです。

2022年期から配当水準が大幅にアップしていますが、配当性向の数値はあまり変わっていないので、現在の業績が好調なことが伺えます。
株価に対してクオカードの額面はやや控えめですが、その分配当金がしっかり出る銘柄なので、トータルで見ればいい水準だと思います。

2025/8/8終値で計算した「元とれる年数」は、約24年です。
ステップ(9795)
「ステップ」は、神奈川県で「学習塾ステップ」を運営している会社です。
株主優待品はこちらもクオカードです。100株保有の場合、はじめは500円分ですが、半年以上の継続保有で1,000円分、1年以上の継続保有で1,500円分、2年以上の継続保有で2,000円分と、長期保有によって額面が段階的にアップしていくのが特徴です。

毎年もらう度に額面がアップしていくのは、やはり嬉しいものがありますよね(^-^)
ステップの業績推移はこちらのグラフのとおりです。売上高・利益ともにかなり安定した右肩上がりで推移していることが分かります。

配当金の推移も、安定した増加傾向となっていますね。

現在の配当方針は配当性向50%程度が目安となっているようなので、今後も業績が悪化しない限りは、現在の配当水準を続けてくれそうですね。

2025/8/8終値で計算した「元とれる年数」は、約24年です。
魅力的な株主優待を実施している企業はたくさんありますが、あくまで投資としての観点から、どの銘柄を購入するのが一番良いお金の働かせ方になるか、冷静に判断していきたいですね!
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2700万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約70銘柄保有しています。
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コメント
9月は優待が多いので迷いますね。
9月のみという観点で見ますと、稲畑産業、丸山製作所、ヒロセ通商、コラントッテあたりも良いかと思います。
稲畑、丸山は鉄板です。
ヒロセ通商の優待は1万円の価値があるのか怪しいですが貰えるのと優待のボリュームは多いです。
コラントッテの優待は刺さる人にしか刺さらないと思いますが業績と配当&優待利回りは良いです。
一昨日業績と配当の上方修正も発表してますね。
次点では八洲電機です。
配当&優待利回りはまぁまぁですが、優待の中では希少な部類のジェフグルメカードが貰えるのと、1回だけでしたが昨年12月に特別優待を実施されたので、個人株主を大事にされている会社だなと思っています。
ぴーさん、本日もコメントありがとうございます!
丸山製作所、過去に減配実績があったため今回詳しくは調べていなかったのですが、
たしかに長期保有とはかなり相性が良さそうな銘柄ですね。教えてくださりありがとうございます(^-^)
コラントッテの優待はたしかに人を選びそうですが(笑)、配当利回りだけで3%くらいあったと思うので
お手頃株価かつ配当金メインの投資先としては良さそうですよね。
八洲電機は、利益べースでは順調な右肩上がりなのに売上高はなぜか減少傾向という、
個人的にはちょっと不思議な銘柄だと思っています。(企業努力の賜物、ということなんでしょうか…?)
ジェフグルメカードはかなり便利なお食事券なので、もらって損のない魅力的な優待品ですよね!
お役に立てて良かったです!
八洲電機は仰る通り売上高より利益の方が上昇傾向にある不思議な銘柄ですね。
ちなみに2021年にガクッと売上高が落ちているのは、子会社を売った分の78億円ほど抜けたためです。
その後は半導体不足やコロナなどがあったにしても順調に伸びてきてると思います。
ぴーさん、ご返信ありがとうございます!
八洲電機、本当不思議ですよね(^-^;
とはいえ利益はしっかり伸ばしている銘柄ですので、今後にも期待したいです!