10,000円のホテル宿泊優待が新設!投資すべきか真剣に検討してみた

10,000円のホテル宿泊優待が新設!投資すべきか真剣に検討してみた 銘柄調査
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

最近、株主優待の新設ニュースを目にすることが増えてきたなぁと感じます。

2024年から始まる新NISA制度を前に、個人投資家を取り込もうとする企業戦略のひとつだと想像しています。いずれにせよ、私たち優待投資家にとっては嬉しいニュースですよね!

そこで今日は、今月2023年10月に優待新設を発表した企業の中から、個人的に最も良いな~と思った「ワキタ」という銘柄について書いてみたいと思います。優待品の情報や業績、割安度合いをご紹介した上で、個人的な投資判断について検討してみました!

皆さんの投資判断の参考になれば嬉しいです!

ワキタの株主優待は自社グループホテルの利用券

「ワキタ」が新設した優待内容は、自社グループホテルで利用できる優待券です。

2023/10/6に発表されたお知らせ(外部サイト)によると、100株以上の保有で「ホテルコルディア」利用券10,000円分がもらえるそうです。

300株以上保有の場合は、利用券の額面が30,000円分にアップします。一般的には保有株式数が増えると優待利回りが下がる銘柄が多いので、優待額も株価に合わせて3倍になっているのは結構珍しいですね!

ホテルコルディアは、大阪・梅田駅近のオシャレな高級ホテル!

ワキタの優待券が利用できる「ホテルコルディア」は、大阪にあります。JR大阪駅・阪急梅田駅からは地下鉄で1駅、時間にすると10分足らずで行ける場所にあるため、利便性はかなり高いと思います。

ホテルコルディアは、現在のところ大阪に1か所しか存在しないようです。全国各地に存在するホテルではありませんので、利用できるシーンはある程度限られそうですね。

ホテルコルディアの公式サイト(外部サイト)を見てみると、宿泊費の相場は比較的高めな印象です。

オシャレなインテリアの、高級そうなホテルですね!

早割の素泊まりという1番安そうなプランでも、大人1人で18,000円くらいが相場みたいです。100株保有の場合だと半額程度は自腹で支払う必要がありそうですね。

ワキタの業績はおおむね右肩上がりで、安定している印象

ワキタの業績をIR BANKの決算まとめページ(外部サイト)で見てみると、長期ではおおむね右肩上がりの傾向となっていることが分かります。

資産額は順調に伸びていますし、有利子負債もほとんど抱えていないので、リスクの高い銘柄ではなさそうですね。

私は普段、配当金と優待だけで何年間長期で保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

ワキタの「元とれる年数」を2023/10/23の終値で計算してみると、

株価1,501円 × 100株 ÷(配当4,300円+優待10,000円)= 約11年

となります。

ちなみに普段は「30年以内」を目安としています。約11年で投資回収ができてしまうのは、あまりにも良すぎて改悪や廃止が正直心配になってしまうレベルです…。

ワキタへの投資判断における2つのポイント

投資判断のポイントとしては、前提として「優待内容が自分のニーズに沿っているか」、そして「優待改悪廃止のリスクをどう見るか」の2点だと考えています。

高級ホテルに宿泊したいというニーズがあるか

まずは優待券の活用機会について。ホテルの立地はかなり良いので、大阪に宿泊する機会がある人にとっては便利な優待になると思います。私自身は京都住みですが、大阪に宿泊する機会は意外とあるんですよね~。

ただ、元々の宿泊料金がそれなりに高いので、100株保有の場合だとどんなに安くても1泊10,000円近くの手出しは必要になってきます。1万円以下で宿泊できるビジネスホテルは近くにたくさんあるので、金銭的なメリットが大きいかと言われると、正直微妙です。

  • せっかくの大阪旅行だから、雰囲気の良いホテルに泊まりたい!
  • 株主優待を使って、快適なホテルステイをエンジョイしてみたい!

例えばこういう方にとっては、ニーズに合った優待になると思います(^-^)

長期での優待改悪リスクをどこまで気にするか

ワキタの優待内容はかなり大盤振る舞いなので、特に長期投資を検討している場合は優待改悪や廃止のリスクも頭に入れておくべきかな、と思います。

とはいえ、自社グループ施設のサービスなので、ワキタが優待を出すにあたって多大なコストを払っているわけではありません。業績や株価もそれなりに安定しているので、個人的には廃止リスクはそこまで高くないと考えています。

一方で、現状は継続保有条件もなく、他社のホテル優待と比較しても優待額の水準は高いです。廃止まではいかないにしても、改悪の可能性はありえるかもな…と思っています。

額面だけを見ると、多少改悪したところでお得なことには変わりない、と思うかもしれません。ですがもし優待券の額面が下がると、ホテルコルディアに宿泊するための手出し金額がその分増えるので、宿泊のハードルは上がります。

「優待券を使ってもそれだけ費用がかかるなら、ビジネスホテルでいいじゃん!」という気持ちになってしまうと、優待の価値は結局0円になってしまいますからね…。

となるとやはり、

  • ビジネスホテルじゃなくて、雰囲気の良い高級ホテルに泊まりたい

というニーズがあるかどうかは、結構重要な投資判断のポイントになってきそうですね。

ちなみに私自身は「ビジネスホテルでもいっか!」というタイプです(^-^;

そのため、改悪時のリスクヘッジとしてレストランでの飲食だけでも優待券が使えるかどうかを、投資の検討材料にしたいなと考えています。

お食事だけなら、より少ない手出しで気軽に使えそうですからね!

現時点で、レストラン(DINING1325)や売店でも優待券が使えるかの情報はまだ出ていないようです。レストランの運営元はワキタとは別企業のようなので、ちょっと望み薄ですが…(^-^; 今のところは焦らずに続報を待ちたいと思います。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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