セブンイレブン商品券優待が誕生!優待内容の詳細と割安度合いを解説

セブンイレブン商品券優待が誕生!優待内容の詳細と割安度合いを解説 新設・拡充・変更
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約40銘柄保有しています。

今日の記事では、セブン&アイホールディングス(3382)」の優待新設ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

コンビニ以外にも幅広い店舗で使える、非常に便利な商品券です!

セブン&アイHDが株主優待制度を新設!

セブンイレブンやイトーヨーカドーでお馴染みの「セブン&アイホールディングス」が、株主優待制度の新設を発表しました!

2024/4/10に発表されたお知らせ(外部PDF)によると、保有株式数と保有期間に応じて、セブン&アイ共通商品券がもらえるそうです。

最低単元である100株以上保有の場合は2,000円分がもらえますが、3年以上継続保有することによって2,500円分にグレードアップします。

優待制度の開始は2024年8月期からですが、2025年以降は決算月である2月権利優待(年1回実施となっています。年2回優待ではありませんので、ご注意ください。

セブン&アイHD株主優待(共通商品券)の特徴

株主優待品として進呈される「セブン&アイ共通商品券」は、株主優待専用の商品券ではなく、セブン&アイグループの自社商品券として、イトーヨーカドーなどの店舗で購入することもできる商品券です。

株主優待の取得を検討する上で知っておきたい、セブン&アイ共通商品券の特徴を全部で3つご紹介します。

全国展開している様々なお店で利用できる!

セブン&アイ共通商品券が利用できる店舗には、例えば次のようなところがあります。

  • イトーヨーカドー(一部を除く専門店でも利用可)
  • ヨークベニマル
  • ヨークマート
  • ヨークフーズ
  • ヨークプライス
  • サンエー
  • ザ・ガーデン自由ヶ丘
  • セブン-イレブン
  • デニーズ
  • アリオ
  • アカチャンホンポ
  • ロフト
  • アインズ&トルペ  など

スーパーマーケット、コンビニだけでなく、レストラン(デニーズ)ロフト化粧品バラエティショップ(アインズ&トルペ)まで、思っていたより幅広いお店で利用できることにびっくりしています!

その他、利用可能な店舗情報については公式ホームページに掲載されています。

商品券での支払いにはお釣りが出る!

セブン&アイ共通商品券は、なんとお釣りが出るシステムの商品券です。

通常、1,000円の商品券を無駄なく使い切ろうと思った場合は、1,000円以上のお買い物をしなければいけません。

お釣りが出るということは、例えば800円のお買い物をする時にも、1,000円の商品券が利用できるということになります。

優待券の額面を考えてお買い物金額を工夫しなくても良いのは、非常に便利ですね!

有効期限がなく、いつでも使える!

セブン&アイ共通商品券には有効期限がないので、実質的に有効期限のない株主優待券を受け取れるということになります。

株主優待券には半年~1年の有効期限が設定されていることがほとんどで、中には「期限までに何とか使い切らないと…!」と日々苦労をされている株主の方もいらっしゃるかもしれません(^-^;

セブン&アイ共通商品券の場合は、期限までに慌てて無理なお買い物をする必要もありませんし、何年分かを貯めて一度に使うこともできそうですね。

セブン&アイHDの業績推移をチェック!

投資検討をする上では、業績チェックが欠かせません。セブン&アイHDへの長期保有を検討する上で個人的に気になる業績推移について調べてみました。

売上高・利益はおおむね右肩上がりの傾向

セブン&アイHDの「売上高」と「EPS(一株あたり当期純利益)」のグラフを見てみると、どちらも傾向としては右肩上がりで推移していることがわかります。

セブン&アイHD(3382)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

自己資本比率はやや低下気味

一方で、個人的に少し気になっているのが「自己資本比率」と「有利子負債比率」の推移です。

セブン&アイHD(3382)自己資本比率と有利子負債比率の推移

グラフを見ると、緑色の自己資本比率が徐々に下がっていて、2021年以降はオレンジ色の有利子負債比率が大きく上がっていることが分かります。

一般的に、自己資本比率(緑色のグラフ)の数値はなるべく高い方が、有利子負債比率(オレンジ色のグラフ)の数値はなるべく低い方が好ましいと言われますが、現状は逆の動きをしてしまっていますね。

今すぐに大きな問題があるとまでは思いませんが、今後の推移には要注目かなと思います。

配当金額は増加傾向

最後に、インカム投資をする上での最重要項目「配当金額」と「配当性向」をチェックです。

セブン&アイHD(3382)一株配当と配当性向の推移
※1株配当は、増減の推移が分かりやすいよう現在の株式水準に換算した数値にしています。過去に株式分割を行っている銘柄の場合、実際の配当金額とは数値が異なります。

配当金額は増加傾向で、ここ10年は減配実績もありません。

2017年の配当性向だけがものすごく上がっているところを見ると、なるべく減配をしない方針を取ろうとしている企業であることが分かります。

現在の配当金額は少し高めですが、配当性向(利益のうち、配当金にあてる金額の割合)を見るに、特段無理をして配当を出しているような印象もなさそうです。

セブン&アイHDの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

セブン&アイHDを現時点で100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/4/11終値で試算してみると、約32年となりました(配当利回りに換算すると約3.1%です)。

普段は「30年以内」を目安としているため、水準としてはあともう一歩というところです。

しかし、株主優待内容の有用性や、配当金の将来的な増配にも期待がもてることなどを加味すると、インカム投資としては十分に検討の余地がある銘柄なのではないかなと思います。

2024年2月末に株式分割をしたばかりで、比較的買いやすい株価なのもポイントですね。

現在は決算での減益発表を受けて株価が大きく下落しています。将来の株価推移は読めないので、今が買い時なのか、それとも今後さらに下がってしまうのか、見極めが非常に難しいタイミングですね…(>_<)

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約40銘柄保有しています。
セブンイレブンの商品では、牛乳寒天(みかん入り)がお気に入りです。

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