おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約70銘柄保有しています。
今日は、「パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532)」の株式分割ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
パン・パシフィック・インターナショナルHDが株式5分割!
ディスカウントストア「ドン・キホーテ」でお馴染みの「パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532)」という会社が、株式分割を発表しました。
2025/8/18に発表されたお知らせによると、2025年9月末を基準日として、1株→5株の株式分割を行うようです。
ご参考までに、パン・パシフィックの2025/8/19終値は5,328円です。
もし今の株価水準が続くなら、分割後は1株約1,000円強で購入できることになりますね!
分割後100株から株主優待がもらえるようになる!
今回の株式分割にあわせて、株主優待制度の変更も発表されました。
パン・パシフィックの株主優待品は、自社グループ店舗で使える電子マネー「majicaポイント」です。
従来の100株(分割後500株)の2,000ポイントはそのままに、新たに分割後100株(300ポイント)、分割後300株(1,000ポイント)の優待区分が追加されることになりました(6・12月の年2回優待です)。

ドンキホーテやアピタ、ピアゴなどの店舗で、1ポイント=1円相当としてお会計に充当できます!
10万円台の投資金額から株主優待がもらえるようになったのは嬉しいですが、最も優待利回りが高いのは従来どおりの分割後500株となっています。
パン・パシフィック・インターナショナルHDの業績推移をチェック!
パン・パシフィックの業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともに比較的安定した右肩上がりとなっていることが分かります。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。

パン・パシフィックは20年以上増配を続けている連続増配企業としても有名ですが、配当金額自体はかなり低めとなっています。
パン・パシフィック・インターナショナルHDの割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
パン・パシフィックを現20株(=分割後100株)保有した場合の「元とれる年数」を2025/8/19終値で試算してみると、約82年(利回り換算で約1.2%)となりました。
普段目安としている「20~30年以内」を大幅に上回る、インカム投資での利益はかなり薄い銘柄となっています(^-^;

一番利回りの高い現100株(分割後500株)保有でも、約71年です(^-^;
ですが、パン・パシフィックは株価の伸びが良い銘柄でもあり、ここ5年で株価は2倍以上に増えています。
業績推移も好調ですし、インカムでの投資回収は難しくても、キャピタル(値上がり益)による利益は十分に狙えそうな銘柄だと思うので、そういった銘柄が好きな方にとっては、今回の株式分割はいいチャンスだと考えられますね(^-^)
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2700万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約70銘柄保有しています。
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