おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「旭情報サービス(9799)」という銘柄の株式分割ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
旭情報サービスが9月末に株式分割!
システム開発やネットワークサービスのサポートなどを行っている「旭情報サービス(9799)」という会社が、株式分割を発表しました。
2024/8/22に発表されたお知らせによると、2024年9月末を基準日として、1株→2株の株式分割を行うようです。
ご参考までに、旭情報サービスの2024/8/27終値は1,595円です。もし今の株価水準が続くなら、分割後は1株800円弱で購入できることになりますね。
分割後の株主優待制度は一部拡充だが、取得ハードルは高め
旭情報サービスの株主優待品は、カタログギフト(ハーモニック社のe-book)です。
株主優待を受け取るのに必要な株式数は、従来は500株、分割後は1,000株からとなっているので、実質的な変更はありません。
分割後1,000株を保有の場合は、カタログ3,000円相当がもらえます。
株式分割後は3,000株の優待区分を新設するそうですが、最も優待利回りが高いのは2,000株(カタログ7,000円相当)となっています。
もらって嬉しいカタログ優待ですが、分割後1,000株というと80万円近くもの投資資金が必要となるため、金銭面のハードルはかなり高いですね…(^-^;
旭情報サービスの業績推移は比較的好調!
旭情報サービスの業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともにほぼ直線に近い推移となっていて、毎年順調に増加を続けていることが分かります。
EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。配当金額も増加傾向となっていますね。
配当性向は40%前後で安定しているため、無理なく増配を行えていることが分かりますね。
旭情報サービスの割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
旭情報サービスを500株(=分割後の1,000株相当)保有した場合の「元とれる年数」を2024/8/27終値で試算してみると、約26年(利回り換算で約3.9%)となりました。
普段は「20~30年以内」を目安としているため、ちょうどいい感じの水準だと捉えています(^-^)
業績推移が安定していて、株主優待品も魅力的、さらに程よい割安度合いと良い感じの銘柄ではあるのですが、やはり最大のネックは株主優待を受け取るのに必要な投資金額が高めな点だと思います。
配当利回りがそこそこ高い銘柄でもあるので、少しずつコツコツ買い増して配当金を受け取りながら徐々に1,000株を目指していく、という買い方を検討してみても良いかもしれないですね。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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