芸術の秋にぴったり?優待新設銘柄の割安度合いを調べてみた

芸術の秋にぴったり?優待新設銘柄の割安度合いを調べてみた IR解説&考察
スポンサーリンク
スポンサーリンク

おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「荏原製作所(6361)」という銘柄の株主優待新設ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

荏原製作所が株主優待制度を新設!

ポンプ、タービンなどの風水力機械や、浄水設備などを製造している「荏原製作所(6361)」という会社が、株主優待制度の新設を発表しました。

荏原は「えばら」と読みます。ちなみに焼肉のタレでお馴染みのエバラ食品工業とは全くの別企業です(笑)

2024/10/8に発表されたお知らせによると、2024年12月権利分から、100株以上の保有で「荏原 畠山美術館」の招待券を1枚進呈するそうです。

畠山美術館は、東京にある古美術品を展示している施設で、特に茶道具など茶の湯文化を知るための展示が充実しています。

なんと2024年10月にリニューアルオープンしたばかりだそうです!

招待券1枚で大人2枚まで無料で入場できるので、チケットの通常価格で計算すると最大3,000円相当の価値がある優待ということになりますね。

荏原製作所の業績推移は比較的堅調!

荏原製作所の業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともに長期的に右肩上がりの推移となっていることが分かります。

荏原製作所(6361)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。配当金額もEPSと似た傾向で増加傾向となっていますね(^-^)

荏原製作所(6361)一株配当と配当性向の推移

荏原製作所の割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

荏原製作所を100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/10/11終値で試算してみると、約32年(利回り換算で約3.1%)となりました(チケットは2名利用の想定で計算しています)。

もし1名でチケットを利用する場合は、約40年(利回り換算で約2.5%)となります。

いずれの場合も、こちらは毎年畠山美術館を訪れると想定した場合の計算です。

とはいえ展示内容が次々変わるタイプの施設ではありませんし、子ども向けの施設でもないので、よほど美術館が好きな方や、畠山美術館の近くに住んでいる方などでないと、毎年欠かさずチケットを活用することは難しいかもしれませんね(^-^;

業績が比較的安定していますが配当利回りは約2%弱とそこまで高いわけではないので、株主優待券をどこまで活用できるかどうかが投資判断の分かれ目となってきそうな気がします。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

よこプロフィール画像

よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
詳しいプロフィールを見る

ブログランキングに参加中!バナークリックで応援いただけると嬉しいです!↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました