クオカード優待を再開した銘柄の割安度合いを調べてみた

クオカード優待を再開した銘柄の割安度合いを調べてみた 優待IR 解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約60銘柄保有しています。

今日の記事では、「学究社(9769)」の株主優待新設(再開)ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

学究社のクオカード株主優待が復活!

首都圏で「ena」などの進学塾を展開している「学究社(9769)」という会社が、株主優待制度の再開を発表しました。

2022年3月権利分をもって廃止していた優待制度を復活させ、2025年3月権利分から、100株以上の保有で再びクオカード1,000円分がもらえるようになるそうです。

学究社 株主優待 クオカード 2022年3月期
以前はこんなデザインのクオカードがもらえていました

学究社は投資を始めた初期に購入した銘柄で、優待廃止後は高配当銘柄としてわが家のポートフォリオでも活躍してくれている銘柄です。

優待制度をコロコロと変えるのはあまり良い姿勢ではないとも思いつつ…。今回のニュースは素直に喜びたいと思います!

優待廃止後の株価推移は鈍化していた印象ですし、やはり株主優待が与える影響は大きいんでしょうね…。

学究社の業績推移をチェック!

学究社の業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともにかなり安定した右肩上がりで推移していることが分かります。

学究社(9769)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移も、増加傾向となっています。

学究社(9769)一株配当と配当性向の推移

オレンジ色の配当性向は他企業に比べると結構高めですが、数値自体は下がっているので、現在は比較的余裕のある状況なのだろうと伺えます。

2025/3/13時点では、配当利回りだけで4.2%の高配当銘柄となっています!

学究社の割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

学究社を現時点で100株保有した場合の「元とれる年数」を2025/3/13終値で計算すると、約22年(利回り換算で約4.5%)となりました。

普段は「20~30年以内」を目安としているため、良い感じの水準だと捉えています(^-^)

あくまで配当金還元をメインとした投資検討を

一方で心配なのは、今後再び株主優待が廃止されてしまうリスクです。

実際に優待廃止を経験した身としては、やはり信用しきれない部分があると言いますか…。

個人的には、今後業績が悪化するような状況になれば、再び廃止される可能性も十分にあり得るなと考えています。

塾業界の中ではかなり頑張っている方の企業だと思いますが、それでもやはり少子化の逆風がありますからね…。

幸い、学究社にはもし株主優待がなくなっても、高配当という十分な魅力があります。

そのため、投資検討を行う際にはあくまで配当金による還元がメインで、株主優待はオマケというスタンスで考えておく方が、メンタルを削られずに長期投資を続けられるかもしれませんね。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2500万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約60銘柄保有しています。
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