おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約70銘柄保有しています。
2024年から始まった新NISA制度。少しでも上手く活用して資産形成を有利に進めていきたいですよね。
個人的には、新NISA攻略のカギは「含み損をなるべく抱えないこと」だと考えています。
そこで今日の記事では、新NISA口座で含み損を抱えないために心がけることとして、私が普段実践している2つのポイントをご紹介したいと思います。

新NISA口座に限らず、含み損を抱えるのは誰でもイヤですよね。
この記事が、含み損をなるべく抱えないためのヒントになれば嬉しいです!
新NISA口座では損益通算ができない
そもそもなぜ、新NISA攻略のカギが「含み損をなるべく抱えないこと」なのかについてです。
「非課税」という大きなメリットを得られる新NISA口座ですが、残念ながらデメリットも存在します。そのうち最も大きなデメリットが、損益通算ができないことだと思います。
通常の課税口座(特定口座)であれば、1年間の売却益と売却損を相殺した金額に対して税金がかかります。

1年の間に色んな株式の売買を行って、最終的に売却によって儲けたお金の合計が50万円、売却によって損したお金の合計が20万だった場合、
50万ー20万=30万円に対して税金が課税されるという仕組み、これが損益通算です。
20万円の売却損については、買ったものの業績が悪化して株価が下がってしまい、しばらくは今後の株価上昇も見込めなさそう…といった銘柄を、いわゆる「損切り」したというパターンが一般的かなと思います。
この場合、投資で損をしたという事実は変わらないものの、売却したことによって節税という金銭的メリットが生まれるので、まだ救いがありますよね。
一方、新NISA口座ではこの損益通算ができません。なので、新NISA口座で積極的に損切りをするメリットは基本的に無いと言えます。
つまり、特定口座以上に「なるべく含み損を抱えない投資」が求められるわけです。

(特定口座であっても、含み損はなるべく避けたいですけどね!)
新NISA口座で含み損を抱えないために心がけること
私が実際に投資判断をする時にチェックしている、なるべく含み損を抱えないためのポイントについて、2つご紹介します。
業績や配当金が年々右肩上がりになっている銘柄を選ぶようにする
利益が年々上昇していて、株主還元も年々良くなっている企業は、株価も同様に右肩上がりとなる可能性が高いです。
もちろん、株価は企業側の努力だけで決まるものではありません。こういった銘柄であっても、一時的に株価が下落するタイミングもあります。
ですが、ある程度まとまった期間で見た時は、この手の銘柄は上昇傾向にあることが多いように思います。

優待銘柄で言うなら、「KDDI」や「マツキヨココカラ&カンパニー」などがこのパターンに該当してくるかな?と思います。
暴落時の株価をチェックして、含み損の可能性を想定しておく
もう1つのポイントは、暴落時にどこまで株価が下がるのかを想定した上で購入を検討することです。
例えば「すかいらーく」の株を今購入しようと思った場合、2025/10/3の終値は2,940円なので、100株なら294,000円分の投資を行うことになります。
直近での暴落というと、個人的には2024年8月5日の歴史的な株価急落が印象的ですが、この時の株価は約1,900円近くまで下がっています。ここで、

最悪の場合、マイナス10万円の含み損を抱えるかもしれないけど、それでも買う?

もし証券口座の画面にマイナス10万円と表示されても許せる?」
と自分に問いかけて、含み損に対する心構えをしておくのです。
「それくらい下がっても全然平気!」と思えるなら買う、「それはちょっとイヤだな…」と思ったら買わない、という風にしています。
もちろん、いつこういった暴落が起こるのか、起きてしまったら同じように株価が下がるのかは不確定で、あくまで「もしも」の備えでしかありません。
ですが「なるべく含み損を抱えない」という守りの観点からは、大事なチェックポイントだと思っています。
優待銘柄は新NISA口座での「守りの投資」になるかも?
ちなみに、一般的に「優待銘柄は暴落時に強い」と言われることが多いです。
株主優待はいわゆるインカムゲインですから、一時的な株価の上下や決算状況に関係なく、優待品をもらい続けるためだけに保有し続ける人が多いというのは、何となく想像がつきますよね。
特に、誰もが知っているような人気優待銘柄は値崩れしにくいです。例えば「イオン」の場合はコロナショック時であっても約2,300→約1,900と、400円くらいしか株価が下落していません。
約400円の下落は十分なインパクトがありますが、株価が半分近くまで下がっている企業もたくさんある中で、イオンの株価の規模を考えるとやっぱり底が固いなぁと感じます。
新NISA口座で優待投資をするのはもったいない、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、守りの観点から考えると、優待銘柄も検討の余地があるかも?ということは、知っておいてもいいかもしれませんね。
参考:つみたて投資枠も含めた含み損対策について
こちらのページでは、優待株への投資を前提に、新NISA口座(成長投資枠)での含み損対策についてご紹介しました。
つみたて投資枠も含めた一般的な含み損対策については、MANEMOさんのサイトで詳しい解説がされていましたので、そちらの情報が参考になるかもしれません。
積立中の新NISAがマイナスになってるのはなぜ?対処法を徹底解説!
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2700万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約70銘柄保有しています。
詳しいプロフィールを見る
ブログランキングに参加中!バナークリックで応援いただけると嬉しいです!↓
コメント