おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「ヤマト(1967)」の株主優待新設ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
ヤマトが株主優待制度を新設!
群馬県前橋市に本社を置く建設会社「ヤマト」が、株主優待制度の新設を発表しました。
2024/12/20に発表されたお知らせによると、2025年3月期(権利確定日は3月20日です)から、100株以上を1年以上継続保有することで、以下2つの株主優待品がもらえるそうです。
- 道の駅「まえばし赤城」で取り扱っている地元特産品(3,000円相当)
- 同道の駅温浴施設「赤城の湯」入浴回数券(5枚)
- ※この他、自然保護団体への寄付も選べます。
1,000株の優待区分(5,000円相当/回数券10枚)もありますが、優待利回りが最も高いのは100株保有時となっています。
道の駅「まえばし赤城」はヤマトの子会社が運営している施設なので、単に地元の特産品をセレクトしているだけではなく、自社グループのサービスに関連した優待品という位置づけになるようですね。
ちなみに「赤城の湯」の通常入浴料は、大人1人平日で600円、土日は700円となっています(回数券は10回分5,400円で販売されているようです)。
いずれにせよ、特産品優待と金銭面でそこまで大きな差はなさそうですね。
優待取得には1年以上の継続保有が必要ですが、初回の2025年3月期に限り、継続保有条件なしでも優待品がもらえるようです(^-^)
ヤマトの業績推移をチェック!
ヤマトの業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともに比較的安定した推移となっていることが分かります。
2023~2024年期のEPSは下落傾向でしたが、2025年期は改善予想ということでひとまず安心ですね。
EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移は、こちらのグラフのとおりです。
配当金は順調な増加傾向となっていますね!
直近の配当性向は約45%とやや高くなっているのが心配ですが、2025年期のEPSが改善傾向ということで、こちらの数値もひとまず落ち着くのではないかと見ています。
ヤマトの割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
ヤマトを100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/12/20終値で試算してみると、約20年(利回り換算で約5%)となりました。
普段は「20~30年以内」を目安としているので、新設された優待を踏まえるとかなりの高水準だと思います!
新設発表を受けて仮に週明けの株価が高騰したとしても、まだ十分な利回りの高さかなと思います。
ご当地の特産品がもらえる優待銘柄としては「東武住販(3297)」などを保有していますが、例え地元でなくても、その土地へ旅行に行ったような気分が味わえて嬉しい気分になれます(^-^)
優待品(地元特産品)の具体的な内容などはまだ発表されていませんが、どんな特産品がもらえるのか続報を楽しみに待ちたいですね。
もし投資を検討する場合、権利確定日は3月末ではなく3月20日となっています。少し早めなので、うっかりタイミングを逃さないようにしないとですね!
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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