貴重な4月優待銘柄が新設!割安度合いを調べてみた

貴重な4月優待銘柄が新設!割安度合いを調べてみた 新設・拡充・変更

おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約40銘柄保有しています。

今日の記事では、「ビーアンドピー(7804)」の優待新設ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

長期継続保有することで、もらえるクオカードの額面がアップします!

ビーアンドピーがクオカード優待を新設!

インクジェットプリントによる販促用の広告制作などのサービスを行う「ビーアンドピー」という企業が、少し前に株式優待制度の新設を発表しました。

2024/2/15に発表されたお知らせ(外部PDF)によると、2024年4月権利分から、100株以上を保有の株主に優待品としてクオカードを進呈するそうです。

100株保有の場合だと、もらえる額面は1,000円分ですが、3年以上継続保有することで2,000円にアップグレードします。

なお優待取得には1年以上の継続保有条件がありますが、初回の2024年4月権利分のみ、継続保有条件なしで優待品を受け取れるようです。

ビーアンドピーの業績推移

投資検討をする上では、業績チェックが欠かせません。ビーアンドピーへの長期保有を検討する上で個人的に気になる業績推移について調べてみました。

売上高・利益は右肩上がりの傾向

まずは「売上高」「EPS(一株あたり当期純利益)」の推移を見てみましょう。

ビーアンドピー(7804)売上高とEPSの推移

緑色の売上高、オレンジ色のEPSともに、傾向としては右肩上がりとなっていることが分かります。

2020年のコロナショックでどちらの数値も落ち込んでいますが、現在は概ねコロナ前の水準に戻りつつあることが分かります。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

純資産も増加傾向

続いては「純資産」の推移を見てみましょう。

ビーアンドピー(7804)の純資産推移

純資産はいわば企業の体力のようなものですから、長期投資をする上では純資産が年々増えている企業を検討したいところです。

ビーアンドピーの純資産は長期で右肩上がりの傾向となっているため、長期投資を比較的検討しやすい銘柄だと考えられますね。

配当金は減配実績がある点に要注意

最後に、インカム投資をする上での最重要項目「配当金額」と「配当性向」をチェックです。

ビーアンドピー(7804)の一株配当と配当性向の推移

2019年に東証へ新規上場してからの配当実績を見てみると、傾向としては右肩上がりなものの、コロナショックが起きた2020年に大きめの減配を行っていることが分かります。

このタイミングで減配を行った企業は他にも多くあるため、情勢的に仕方ないことだと見るか、中には減配していない企業もあるのだから、いくらコロナ禍とはいえ減配するような企業には投資できないと見るか、判断は人それぞれ、その人のリスク許容度次第だと思いますが…。

私自身もここの判断は銘柄によってケースバイケースですが、その後の業績推移をコロナ前の水準にきちんと戻せている企業であれば、2020年1度きりの減配には目をつぶって投資検討することが多いです。

ちなみにビーアンドピーの2024年期の配当予想は50円なので、配当水準としてもコロナ前の水準に戻そうとしていることが分かりますね。

ビーアンドピーの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

ビーアンドピーを現時点で100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/3/22終値で試算してみると、約26年となりました。

普段は「30年以内」を目安としているので、ちょうど良いくらいの割安水準だと考えています!

配当金の減配実績がある、というリスクをどの程度許容できるかが投資判断の分かれ目かなと思いますが、貴重な4月優待銘柄のため、毎月色んな優待を受け取りたいと考えている方には検討の余地があるかもしれませんね!

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約40銘柄保有しています。
4月優待銘柄はほとんど保有していないので、良い投資先がないか探し中です。

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