おはようございます、よこです(^-^)/
「“投資“としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「味の素(2802)」の株式分割&株主優待変更ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
味の素が3月末に株式分割!
株主優待銘柄としても人気の高い食品メーカー「味の素(2802)」が、株式分割を発表しました。
2024/11/7に発表されたお知らせによると、2025年3月末を基準日として、1株→2株の株式分割を行うそうです。
ご参考までに、味の素の2024/11/7終値は5,891円です。もし今の株価水準が続くなら、分割後は1株3,000円弱で購入できることになりますね。
分割後の株価もまだまだ高いですが、それでもかなり買いやすくなりそうですね!
分割後100株からでも株主優待品が受け取れるようになる!
味の素の株主優待では、インスタントスープなどの粉末食品や、コンソメ・だしなどの調味料といった、お馴染みの商品を受け取ることができます。
今回の株式分割に伴って、分割後の100株(=現50株)を半年以上継続保有している場合、新たに500円相当のグループ製品がもらえるようになりました。
なんだか送料の方が高くつきそうな額面ですが…(^-^; それでも従来より少ない投資金額で株主優待が受け取れるようになったのは嬉しいですね。
ちなみに、現行の優待制度だと100株でもらえる優待品は1,500円相当となっています。優待利回りとしてはこれまでよりも低くなってしまう点には注意が必要です。
分割後200株でもらえるのは2,000円相当なので、既存株主にとっては優待拡充となりますね!
変更後の優待制度が適用されるのは、2026年3月権利分からです。
優待取得には半年以上の継続保有が条件となるため、どんなに遅くとも2025年9月権利までには(分割後の)100株以上を取得しておく必要がありますね。
味の素の業績推移は比較的安定!
味の素の業績推移をグラフで見てみると、コロナショックがあった2020年は利益が大きく下がったものの、その他の年は比較的安定した推移堅調となっていることが分かります。
EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移もこちらのグラフのとおり、長期的に増加傾向となっています。
業績が悪化した2020年も減配をせず、安定配当を続けたことがよく分かるグラフとなっていますね。
味の素の割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
味の素を現50株(=分割後の100株相当)保有した場合の「元とれる年数」を2024/11/7終値で試算してみると、約66年(利回り換算で約1.5%)となりました。
現100株(=分割後200株)で計算した場合は、約59年(約1.7%)となります。
普段は「20~30年以内」を目安としているため、あくまで長期インカム投資という手段から見た場合には、優先度を上げて検討するべき銘柄ではなさそうな水準かな、という結果になりました(^-^;
味の素は人気の食品優待銘柄ということもあり、株価は長期で見ると上昇傾向となっています。
味の素の商品のファンの方はもちろんのこと、今回の株式分割を機にキャピタルゲインを狙いたい方にとっては、検討の余地がある銘柄なのではないかと思います(^-^)
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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