おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約70銘柄保有しています。
今日の記事では、「クイック(4318)」の株式分割ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
クイックが11月末に株式3分割!
転職支援や人材派遣紹介などのサービスを行っている「クイック(4318)」という会社が、株式分割を発表しました。
2025/10/10に発表されたお知らせによると、2025年11月末を基準日として、1株→3株の株式分割を行うようです。
ご参考までに、クイックの2025/10/10終値は2,457円です。
もし今の株価水準が続くなら、分割後は1株約800円強で購入できることになりますね!
株主優待制度は実質変更なし
今回の株式分割に伴い、株主優待制度にも変更が加えられましたが、優待区分を3倍にしたのみなので、株主が受けられる金銭的メリットとしては、実質的には分割前と変更ありません。
2026年3月権利分からは、株主優待の取得には最低300株の保有が必要ということになります。
ちなみに優待品はクオカードです。現100株(分割後300株)保有の場合は500円相当、3年以上の継続保有で1,000円相当がもらえます。
クイックの業績推移をチェック!
クイックの業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともに比較的安定した右肩上がりで推移していることが分かります。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
気になる配当金の推移は、こちらのグラフのとおりです。

配当金額は順調に増加していますが、配当性向が一定なところを見ると、増配を心がけているというわけではなく、単に業績に応じた一定割合を配当に回しているような印象も受けます。
2021年にはたった1円ですが減配を行っているため、必ずしも減配をしない方針を取っているわけでもなさそうですね。
クイックの割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
クイックを現100株(分割後300株)保有した場合の「元とれる年数」を2025/10/10終値で試算してみると、約22年となりました(利回りに換算すると約4.5%です)。
普段は「20~30年以内」を目安としているため、いい感じの水準だと捉えています(^-^)
残念ながら優待制度の拡充は無かったものの、それでも十分割安な銘柄だと思います。
今回の株式分割を踏まえて今後の株価がどのように推移していくのか、楽しみな銘柄でもありますね。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2700万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約70銘柄保有しています。
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