おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「ファイズHD(9325)」の株主優待新設ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
ファイズHDが株主優待制度を新設!
大阪府に本社を置く物流企業「ファイズHD(9325)」が、株主優待制度の新設を発表しました。
2024/12/17に発表されたお知らせによると、2025年3月権利分から、100株以上の保有でAmazonギフトカード1,000円分がもらえるそうです。
3年以上の継続保有で、2,000円相当にアップグレードします!
クオカードと同じ金券類の株主優待品ではありますが、ファイズHDはAmazonの物流倉庫運営にかかわっている企業でもあります。
自社のビジネスに関連した優待品ということで、あえてクオカードではなくAmazonギフトカードをセレクトしていると考えられますね。
ファイズHDの業績推移をチェック!
ファイズHDの業績推移をグラフで見てみると、売上高・利益ともにかなり順調に伸びていることが分かります。
EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移は、こちらのグラフのとおりです。
本格的に配当を始めたのが2023年期からということで、まだまだデータが少なく今後を予想しづらい推移となっています。
業績推移が好調なので、何もなければこのまま配当を続けてくれると信じたいですが…。
ちなみに2024年期の配当金には、設立10周年の記念配当6円が含まれています。そのため、2025年期の配当金も6円減少(年26円)の予想となっています。
ファイズHDの割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
ファイズHDを100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/12/18終値で試算してみると、約21年(利回り換算で約4.8%)となりました。
普段は「20~30年以内」を目安としているので、新設された優待を踏まえるとかなりの高水準だと思います!
金券優待ということで企業側にも相応のコスト負担があると思われますが、仮にAmazonギフトカードと同額を配当金で還元するとしても、EPSの数値から見るとそこまで無理のある数字というわけではなさそうです。
自社のビジネスに関連した優待品であること、長期継続保有制度を設けていることからも、少なくともすぐに優待制度をやめてしまうリスクは比較的低い銘柄なのでは?と個人的には予想しています。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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