おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約60銘柄保有しています。
今日の記事では、「トヨタ自動車(7203)」の株主優待新設ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

トヨタウォレットの残高はどういったサービスに使えるのか、どのキャッシュレス残高がもらえるのか、調査結果をまとめています!
トヨタ自動車が株主優待制度を新設!
日本を代表する自動車メーカー「トヨタ自動車(7203)」が、なんと株主優待制度の新設を発表しました!
2025/3/3に発表されたお知らせによると、2025年3月権利分から、保有期間や保有株式数に応じてTOYOTA Wallet(トヨタウォレット)の残高を進呈するそうです。

100株保有の場合だと、はじめは500円分ですが、1年以上の継続保有で1,000円分、3年以上の継続保有で3,000円分までアップします!
別途、オリジナルグッズやモータースポーツレースのチケットが当たる抽選式の株主優待制度も実施するようですが、優待品の内容が毎年変わる上に必ずもらえるものではないため、ここでの紹介は割愛します。
抽選式優待の詳細は、公式サイトからご確認ください。
ここでは、TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)の株主優待制度について、具体的にどういう使い方ができるのか、詳しく見ていきたいと思います。
トヨタ自動車の株主優待「トヨタウォレット」でできること
TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)は、トヨタ自動車が提供している自社アプリです。
アプリ内でできることとしては、自動車ローンの契約や支払い状況の確認、販売店への来店予約など、基本的にはトヨタのサービスを利用している方向けのアプリだと言えます。
株主優待制度では、このアプリ内で使える残高がもらえるとのことですが、TOYOTA Wallet 残高を使ってできることを簡単にまとめると次のとおりです。
- 自動車ローンの支払い
- T-Connectサービス(車内Wi-Fi等)の支払い
- 対象店舗でのキャッシュレス決済
- ドコモ・バイクシェア(自転車シェアリングサービス)の支払い
- 提携コインパーキング(PARKING PAY)、シェアパーキング(特P)での支払い
- 電気自動車充電器(EV Power Stand、ENECHANGE)での支払い など

基本的には、車を持っている人向けのサービスが大半となっていますね。
株主優待でもらえる残高の種類は「QUICPay」が濃厚
私自身はマイカーを持っていないため、やはり気になるのはキャッシュレス決済です。
TOYOTA Walletの公式サイトを見ると、自社マネーである「Wallet QR」の他にも、お馴染みの「QUICPay」や「iD」、「au PAY」などが利用できると記載されています。
ただし、ここで注意したいのが、TOYOTA Walletのアプリ内には複数のキャッシュレス決済サービスがあるものの、それぞれの残高は別物として管理され、アプリ内で別のキャッシュレス決済サービスに残高を移行することは出来ないという点です。

以前、ブロードリーフという会社が実施していた株主優待では「TOYOTA Wallet(iD)残高」が進呈されていましたが、こちらも別の決済サービスに移行はできない仕組みとなっていました。
つまり、どの決済サービスの残高がもらえるのかによって、キャッシュレス決済サービスの利便性は大きく変わってくる、ということになりますね。
IRのお知らせ内には「TOYOTA Wallet 残高」としか書かれていないため、具体的な残高の種類は分かりませんでしたが…。
気になって、トヨタ自動車の株主優待事務局に電話で問い合わせてみました。
電話に出られたご担当者さんの回答としては、「(株主優待でもらえる残高の種類は)選べないです」「(もらえる残高は自社マネーのWallet QRですか?との問いに)はい、そうです」とのことでした。
後日改めてお電話したところ、違う担当者さんが出られて「QUICPayを進呈します」との回答に変わっていました。
au PAY や iD としての利用はできないようですが、TOYOTA Wallet QUICPayは通常のQUICPay加盟店で同じように使うことができるので、コンビニやスーパーマーケットをはじめとした様々な店舗で活用できそうですね。

QUICPayが使えるお店はこちらから詳しくチェックできます!
とはいえ、残高の情報はIRのお知らせには明記されていませんし、一度目と二度目の電話で異なる回答を受けたところからも、優待制度の詳細はまだ詰め切れていない部分があるように見受けられました。
はっきりとした詳細が分かるのは株主優待の進呈が始まる5月下旬頃だと思いますが、それまでの間は、QUICPayがもらえるというのはあくまで暫定情報として捉えておいた方がよいかもしれません(^-^;
トヨタ自動車の業績推移をチェック!
トヨタ自動車の業績推移をグラフで見てみると、売上高の規模が桁違いに大きく、売上高・利益ともに長期的には右肩上がりの傾向で推移していることが分かります。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移も、増配傾向となっていますね。

トヨタ自動車の割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
トヨタ自動車を現時点で100株保有した場合の「元とれる年数」を2025/3/3終値で計算すると、約24年(利回り換算で約4.2%)となりました。
普段は「20~30年以内」を目安としているため、優待でもらえる残高をしっかり使いきれる方にとっては、良い水準の銘柄だと思います(^-^)
ここまで見てきた通り、株主優待制度の利便性はキャッシュレス決済を活用できるかどうかで大きく変わってくるように思います。
特にマイカーを持っていない方の場合は、活用できる優待制度かどうかをしっかり確認した上で、投資検討するのが良いと思います!
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2500万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約60銘柄保有しています。
詳しいプロフィールを見る
ブログランキングに参加中!バナークリックで応援いただけると嬉しいです!↓
コメント