おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約60銘柄保有しています。
今日の記事では、「第一生命ホールディングス(8750)」の株主優待制度についてご紹介します。

QOLism、ベネフィット・ステーションでもらえるポイントが拡充され、ますますお得に使えそうです!
第一生命HDの株主優待制度を解説!
大手保険会社「第一生命ホールディングス」の株主優待には、次の2つの制度があります。
- ヘルスケアアプリ「QOLism」利用権
- 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」利用権
どちらも便利なサービスであることは間違いありませんが、具体的にどんなことができるのか、どんなメリットが得られる優待なのかが一見分かりづらいですよね。
今回は、第一生命HDの2つの株主優待制度について、詳しく見ていきたいと思います。
第一生命HDの株主優待「QOLism」でできること
「QOLism」は、もともと第一生命グループの健康保険組合等に加入している人向けに提供されているアプリケーションサービスです。
アプリ内で利用できる機能の一例としては、次のようなものが紹介されています。
- 歩数記録
- 体重、食事記録
- AIによる健康増進メニュー作成
- 健康レシピ、筋トレ動画の閲覧 など
これらの機能を使い続けることで、各種優待品と交換できるポイントが獲得できる、という仕組みになっています。
優待ポイントの獲得までには一定の期間が必要
QOLismを利用することで得られるポイントの獲得上限数は、保有株式数によって異なります。
100株保有の場合は年間で最大2,500円相当、200株以上を保有の場合は年間で最大5,500円相当のポイントをもらうことができます。
2025年3月権利分から、もらえるポイントが500ポイントずつアップ(拡充)されました!
このポイントは権利獲得によってまるっともらえるわけではなく、アプリ内の機能を利用することで毎日コツコツとポイントを集めていく形式になっています。

一般的なポイント制の優待よりも、継続力や忍耐力が問われそうですね…(^-^;
第一生命HDの公式サイトによると、具体的なポイントの貯め方は次のとおりです。
- ログイン:1pt/日
- エクササイズ動画視聴:1pt/日
- 体重記録:2pt/日
- 食事記録:最大3pt/日
- ウォーキング:最大8pt/日
- 疾病リスクチェック:25pt/年
※新規登録や継続利用により、ベースポイントとして、毎年一律1,000ptを付与します。
https://www.dai-ichi-life-hd.com/investor/share/benefit.html
ウォーキングの歩数設定が分からないので、ここでは半分の4ptを現実的な数字として仮定した場合、1日に貯められるポイントは11ポイントとなりますね。
100株保有の場合だと、ベースポイントを除いた残りの1,500ポイントを全て獲得するには約4ヶ月半の期間が必要となる計算です。

ポイント付与は「翌月の第一木曜日」なので、実際には5ヶ月以上かかりそうですね。200株保有の上限5,000ポイントを達成するのは、正直至難の業なのでは…?(^-^;
これまで健康管理系のアプリを使っていない方にとっては、株主優待がモチベーションとなって毎日の健康記録が習慣づいた、というメリットもあるかもしれません。
しかし、あくまで株主優待の取得を目的として見た場合には、他のポイント優待に比べると優待品の取得までにかなりの手間がかかってしまうので、面倒に感じてしまう方も多いかもしれませんね(^-^;
獲得したポイントは、電子マネー等と交換できる
「QOLism」で獲得したポイントは、電子マネーやギフト商品などに交換することができるようです。
ですが交換できる具体的な商品のラインナップについては公表されておらず、株主のアプリ画面でしか確認することができません。
dポイントクラブのホームページにもQOLismポイントの交換に関する情報が存在したため、dポイントには間違いなく交換できそうな印象です。
ポイントどうしの交換レートが気になるところではありますが、ポイント優待に魅力を感じる方であれば、毎日のアプリ利用を頑張ってみる価値はあるのかもしれません。
第一生命HDの株主優待「ベネフィット・ステーション」でできること
もう1つの株主優待制度として、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」利用権も付与されます。
ベネフィット・ステーションは、全国の飲食店やレジャー施設などで使えるお得な割引クーポンを使うことができるサービスです。

当ブログでよくご紹介している「クラブオフ(リロクラブ)」と似ていますが、クーポンが利用できる対象店舗が一部異なります。
ベネフィット・ステーションで配信されているクーポンの内容や対象店舗は、公式サイトから検索できるようになっています。
地域検索もできるので、お住まいの地域にクーポンが使える店舗があるかどうか、事前にチェックしてみるのがおすすめです。
1つ1つのクーポン割引額は約100~200円とささやかなものがほとんどですが、加入期間中なら同じクーポンを繰り返し何度でも使うことができるため、対象店舗を頻繁に利用する方にとっては地味にあなどれない優待なのではないかと思います(^-^)
割引クーポンが使えるお店としては、例えば次のようなものがあります↓

先日は、地元にある遊園地の入園チケットが900円割引になるクーポンを使ってきました。3人で訪れたのでなんと2,700円も安くなりました…!
初回登録ポイントとして、500ベネポがもらえる
2025年3月権利分からは、初回登録特典として500ベネポがもらえることが発表されました。
ベネポはベネフィットステーション内で使えるポイントで、大きく分けると次の2つのサービスに活用することができます。
- 割引チケットへの代金支払いに充当(例:シネマチケット、対象施設の入館券など)
- ポイント交換(dポイント、WAONポイント、Pontaポイントなど)
例えばシネマチケットの場合だと、2025年2月現在では、TOHOシネマズの映画鑑賞チケット(通常料金:2,000円)が1,500円で購入できるというサービスがあります。
チケット代はベネフィット・ステーションのサイト上からクレジットカード等で支払う形になりますが、ここに500ベネポを充当することで、1,000円の支払いでシネマチケットを手に入れられる、ということになります!

2つ目のポイント交換については、Pontaポイントが1:1よりも若干交換レートが安いので個人的にはオススメです!(498ベネポで500Pontaポイントと交換)
注意点として、公式のお知らせには「初回登録ポイント」とあるので、おそらく500ポイントがもらえるのは初年度のみだと思われます。
残念ながら、毎年500ポイントをゲットできるわけではなさそうですね…(^-^;
株式分割後の株主優待制度は現状未発表
第一生命HDは、2025年3月末に株式分割(4分割)を予定しています。
2025/2/18終値が4,617円なので、現在の株価水準だと分割後の株価は約1,150円強と、かなり買いやすくなる印象です!
ですが、株式分割後の株主優待制度がどうなるかについては、現時点では未発表となっています。
個人的には、進呈ポイントは少なくなるけれども、QOLismやベネフィット・ステーションは分割後100株から利用できるという拡充に期待したいのですが…。
実際のところどうなるかは、続報を待ちたいと思います。

2025年3月権利分の株主優待を受け取りたい場合は、現100株以上の保有が必要なのでご注意ください!
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2500万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約60銘柄保有しています。
詳しいプロフィールを見る
ブログランキングに参加中!バナークリックで応援いただけると嬉しいです!↓
コメント
QOLismでポイントを貯めるのはかなりハードですね
MAXまで貯められる人はどれだけいるのか気になります
第一生命はベネフィットワンをTOBしたので、優待をそのままくっつけた感じですね
ちなみにベネフィットワン関連の優待はコースにランクがあるようです
TOBされる前の本家ベネフィットワンの最後の優待はコースBと呼ばれる少しお得なコースでした
毎日コムネットはダイジェストコースという一部利用できないサービスがあるコースのようです
第一生命ではどんなコースになるのかIRに載ってなくて分からないですがコースBになるんでしょうかね
余談ですがベネフィットワンの優待取得時にコースBでNetflixも一緒についてこないか淡い期待をしていたのですが、さすがについてませんでした
ぴーさん、本日もコメントありがとうございます!
個人的には100株の2,000ポイントでもかなり大変だと思うので、200株に増やそうと思う方は少ないのではと予想しています…(^-^;
なるほど、やはり2社の提供内容には若干の違いがあるのですね。教えてくださりありがとうございます!
こちらでも具体的な違いを調べてみて、分かったことがあれば後日追記しようと思います。
Netflixがもし付いていたら優待銘柄としてもめちゃくちゃ人気が出そうですが、さすがに難しかったですね…(笑)