おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「大石産業(3943)」という銘柄の株式分割ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
大石産業が9月末に株式分割!
福岡県にある包装資材の総合メーカー「大石産業(3943)」が、株式分割を発表しました。
2024/8/22に発表されたお知らせによると、2024年9月末を基準日として、1株→2株の株式分割を行うようです。
ご参考までに、大石産業の2024/8/23終値は2,060円です。もし今の株価水準が続くなら、分割後は1株1,000円強で購入できることになりますね。
分割後の株主優待制度については現状未発表
大石産業の株主優待品はクオカードです。100株以上を保有していると、3月権利でクオカード1,000円分がもらえます(1,000株以上の保有で3,000円分にアップします)。
今回の株式分割のお知らせでは、株主優待制度について全く触れられておらず、分割後の株主優待制度の詳細については未発表となっています。
据え置き(実質拡充)となるのか、200株以上でもらえる仕組みに変わるのか、現時点ではまだ分かりません。
そもそも大石産業のホームページには株主優待制度を紹介するためのページがなく、クオカードについては「よくある質問」ページの中でひっそりと紹介されています。
会社としては、株主優待制度で個人投資家を集めたいという意図はあまり無いのかもしれないですね。
大石産業の業績推移は比較的安定している
大石産業の業績推移をグラフで見てみると、売上高は順調な右肩上がり、利益(EPS)は波があるものの、長期で見れば右肩上がりの傾向となっていることが分かります。
EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。配当金額も増加傾向となっていますね。
配当性向が20%台と株主還元にはまだまだ余裕がありそうなので、この点を見ると優待制度の実質拡充も可能性として無くはないのかな…と思えてしまいます。
大石産業の割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
大石産業を50株(=分割後の100株相当)保有した場合の「元とれる年数」を2024/8/24終値で試算してみると、次の結果となりました。
- 実質拡充の場合:約25年(利回り換算で約4%)
- 変更なしの場合:約28年(利回り換算で約3.6%)
普段は「20~30年以内」を目安としているため、優待拡充の有無にかかわらず、十分な水準だと捉えています。
仮に優待拡充がなされたとしても無理のない水準だとは思いますが、クオカード優待は企業側が負担するコストもそれなりにかかってくるはずです。
個人的には、企業側にとっても無理のない範囲で、何より長く優待制度を続けてくれることの方が嬉しいので、もし拡充されたらラッキーくらいのスタンスで続報を待ちたいと思います。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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