おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、長年連続増配を行っている株主優待銘柄を、全部で4つピックアップしてご紹介します。
連続増配中の株主優待銘柄4選
投資の利益を配当金や株主優待として継続的に受け取り続ける、いわゆる長期インカム投資をする上で心強い味方となってくれるのが、連続増配企業です。
連続増配企業として有名な日本株はいくつかありますが、今日はその中から次の条件にあてはまる4銘柄をピックアップしてご紹介します!
- 20年以上連続増配を続けている
- 魅力的な株主優待制度を実施している
- 30年以内に投資回収できそう(=元とれる年数が30年以内)
企業名 | 必要投資金額 | 優待権利月 | 業種 | 優待品 | 元とれる 年数 | |
1 | リコーリース (8566) | \538,000 | 3月 | その他 金融業 | クオカード 2,000円分~ | 約26年 |
2 | ユー・エス・エス (4732) | \137,800 | 3・9月 | サービス業 | クオカード 500円分 ×年2回 | 約28年 |
3 | KDDI(9433) | \461,200 | 3月 | 情報・ 通信業 | (1年以上~) Pontaポイント等 2,000P~ | 約27年 |
4 | 沖縄セルラー電話 (9436) | \429,000 | 3月 | 情報・ 通信業 | (1年以上~) Pontaポイント等 2,000P~ | 約29年 |
配当金と株主優待、どちらもバランス良く受け取りたい方にとっては必見の銘柄たちです!
リコーリース(8566)
「リコーリース」は、コピー機をはじめとする機械のリース事業や金融サービス事業を行っている会社です。
100株保有の場合、優待品はクオカードです。はじめは2,000円分ですが、1年以上の継続保有で4,000円分、3年以上の継続保有で5,000円分と、長期継続保有をすることでもらえる額面が大幅アップするのが特徴です。
ちなみに、300株以上を保有することで優待品がカタログギフトに変わります。額面だけで見れば100株保有の方が高利回りですが、カタログ優待が好きな方は300株を目指してみても良いかもしれませんね。
2024年期の決算で、24期連続増配を達成しています!
売上額と利益(EPS)の推移はこちらのグラフのとおり、どちらも安定した推移となっています。オレンジ色のEPS(=1株あたり当期純利益)の数値がかなり高いので、高額配当が期待できそうですよね!
こちらは配当金額の推移を示したグラフです。
最新の配当実績は年間150円と、やはり高額です。毎年の増配金額もかなり大きめですね!
同じく大手リース会社の「みずほリース」が2023年に株主優待制度を廃止してしまったため、リコーリースの方は株主優待制度をどこまで続けてくれるのか、気になるところではありますが…。
株主還元のメインはあくまで配当金なので、仮に株主優待制度が廃止されたとしても、株価に大きなダメージは無さそうな銘柄かな?というのが個人的な見解です(もちろん、続けてもらえた方が嬉しいですけどね!)。
ユー・エス・エス(4732)
「ユー・エス・エス」は、自動車オークションなどを行っている企業です。
優待品は保有株式数によって変わりますが、100株保有の場合はクオカード500円分が年に2回もらえます。
ちなみに1,000株まで増やすと、5,000円相当のグルメギフトが年に2回もらえるようになります。100株と1,000株で優待利回りは同じなので、余裕のある方は狙ってみても良いかもしれませんね。
こちらも2024年期の決算で、24期連続増配を達成しています!
売上額と利益(EPS)の推移はこちらのグラフのとおりです。2021年はコロナ禍の影響もあって一時的に業績が落ち込みましたが、現在はすでに回復していることが分かりますね。
配当金額の推移はこちらです。2021年を除けばオレンジ色の配当性向の数値がほぼ一定なので、無理のない配当を続けていることが読み取れます。
連続増配企業は人気が高いため、株価が高いのがネックですが、ユー・エス・エスは2024年3月末に株式分割を行ったばかりの銘柄なので、現在は比較的手が届きやすい株価となっているのが嬉しいですね!
KDDI(9433)
大手携帯キャリア「KDDI」も、連続増配銘柄として有名な企業です。
これまでの優待品はカタログギフトでしたが、2025年3月期からはPontaポイント等に変更される予定となっています。
進呈されるポイントは、1年以上5年未満で2,000ポイント、5年以上の継続保有で3,000ポイントとなります。1年未満の場合だと優待はもらえませんのでご注意ください。
2024年期の決算で、22期連続増配を達成しています!
売上額と利益(EPS)の推移はこちらのグラフのとおり、かなり安定した右肩上がりとなっています。
配当金額の推移です。最新の配当実績は年間140円と、こちらもかなりの高額配当ですね。
変更後の優待制度は、au PAY マーケットでポイント利用をすることで疑似的にこれまでのカタログ優待を再現することもできそうですが、おそらくは送料や不足金額の支払いなど、相応の費用負担が必要になってくるものと思われます。
個人的には、来年度からの優待ポイントはローソンで使うのがお得かな?と考えているところです。詳しくはこちらのページでご紹介しています↓
沖縄セルラー電話(9436)
KDDIの子会社「沖縄セルラー電話」も、同じく連続増配企業です。
沖縄セルラー電話の株主優待制度も2025年3月期から変更予定となっています。もらえるPontaポイント数や条件面など、変更後の優待制度は基本的にKDDIと同じです(沖縄セルラー電話は独自の通販サイトを持っているため、交換できるサービス内容には若干違いがあるかもしれませんが、現在のところ詳細は未発表です)。
沖縄セルラー電話の方がKDDIよりも株価が若干安い分、優待利回りとしてはこちらの方が高いのですが、配当金を加味した総合的な利回りで見ると、現在はKDDIの方が高利回りとなっています。
KDDIと同じく、2024年期の決算で22期連続増配を達成しています!
売上額と利益(EPS)の推移はこちらのグラフのとおりです。緑色の売上高には波がありますが、オレンジ色のEPSが安定した右肩上がりとなっているのが特徴です。
配当金額の推移はこちらです。2024年最新の配当実績は、上方修正もあって年間110円まで伸びました。
配当金により比重を置くならKDDI、株主優待をより安く取得するなら沖縄セルラー電話、という感じなのですが、現在は沖縄セルラー電話の株価水準がやや高めなので、そこまで大きな差がなくなってきたような気もしますね。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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