イオンオーナーズカード優待を徹底検証!結局株主優待でどれくらいお得になる?

イオンオーナーズカード優待を徹底検証!結局株主優待でどれくらいお得になる? 気になる銘柄調査
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約60銘柄保有しています。

今日の記事では、「イオン(8267)」の株主優待でもらえる「オーナーズカード」で、実際のところどれくらいの金銭的メリットがあるのか、調べてみた結果をご紹介します。

キャッシュバック特典だけではなく、飲食店や携帯料金、映画鑑賞など、様々な割引が受けられる優待カードです!

イオンオーナーズカードの金銭的メリットはどれくらい?

イオン(8267)」の株を100株以上保有していると、「オーナーズカード」という株主優待カードを受け取ることができます。

このカードを提示することで、イオングループの様々な店舗・サービスで割引を受けることができます。

イオンの株主数は90万人以上と、他の銘柄とはケタ違いで個人投資家に人気がある優待銘柄です!

これだけ多くの方が魅力を感じているオーナーズカード優待ですが、一方でどれくらいの金銭的メリットがあるのか、一見分かりづらい優待制度でもあります。

そこで、週1回はイオンモールを訪れているわが家の場合だと、オーナーズカードを保有することで具体的にどれくらいの金銭的メリットがあるのか、試算してみた結果をご紹介したいと思います。

イオンオーナーズカードで受けられる優待一覧

イオンのオーナーズカードを保有していると、大きく分けて次のような割引特典を受けることができます。

  • 直営店でのお買い物キャッシュバック
  • 20日、30日のお客さま感謝デー
  • イオンイーハート 飲食代金10%割引
  • その他一部専門店 お会計5%割引(イオンペットなど)
  • イオンコンパス パック旅行代金割引
  • イオンシネマ 映画鑑賞料金割引
  • パラミタミュージアム 入館料金半額
  • イオンモバイル 携帯料金割引
  • イオンカルチャークラブ 受講料金割引
  • イオンのお葬式 料金割引
  • イオンラウンジの利用

※各サービスの詳細や対象店舗は、公式サイトからご確認ください。

この中から汎用性が高く、わが家でも実際に利用しているサービスに絞って、具体的なメリット金額を計算してみます。

直営店でのお買い物キャッシュバック

オーナーズカード優待のメインとなるのが、このキャッシュバック特典です。

イオンの食品売り場(マックスバリュやまいばすけっとなどを含む)、イオンリテールなどの洋服売り場などでお買い物をすると、購入金額の3~7%が後日キャッシュバックされるというものです。

100株保有の場合は、3%がキャッシュバックされます!

わが家の場合は、KOHYOというイオングループのスーパーマーケットを大体月10,000円程度利用しています。

この場合は、年間で約3,600円の優待割引が受けられる計算になりますね。

わが家では食品売り場のみの利用ですが、衣類や靴などを普段イオンの直営店で購入している方であれば、より高いキャッシュバックを受けられそうですね!

キャッシュバックが適用される限度額は、半年間で100万円のお買い物までとなっています。

3%還元の場合だと、優待割引にして半年間で30,000円(年間60,000円)が最大値となりますね。

またオーナーズカードを提示する場合は、支払い方法が現金もしくはWAONやイオンのクレジットカードなどに限定されます。他社のクレジットカードは使えないため、注意が必要です。

念のためですが、オーナーズカード特典が受けられるのは直営店のみで、例えばイオンモール内に出店しているスターバックスやユニクロなどのいわゆる専門店では、キャッシュバック特典を受けることができません。

これらの専門店で株主優待を利用したい場合は、イオンギフトカードがもらえる優待銘柄をチェックするのがおすすめです。

20日、30日のお客さま感謝デー

毎月20日、30日に実施している「お客様感謝デー」は、オーナーズカードを提示することでお会計が5%割引になるというものです。

先ほどのキャッシュバック特典と併用できるため、例えば(100株保有で)10,000円のお買い物をした場合は、5%割引後のお会計9,500円を支払ったのち、9,500円の3%にあたる285円が後日キャッシュバックされる、という仕組みです。

両方の割引をあわせると、合計で785円の優待を受けた計算になります。通常(300円のキャッシュバックのみ)よりもかなりお得ですね!

わが家の場合は、元々イオンのクレジットカードを所持しているため、オーナーズカードがなくてもお客様感謝デー割引を受けられている状態です。

購入しているのが食品なので対象日にまとめ買いをするのもなかなか難しいですし、今回の計算には含めないこととします(^-^;

イオンイーハート 飲食代金10%割引

イオンモール内でよく見かける「四六時中」という和食店は、イオンイーハートというイオングループの会社が運営しています。

そのためお会計時にオーナーズカードを提示することで、飲食代金が10%割引となります!

わが家の場合は大体年に2回、大人2人で利用しています(オーナーズカードを所持していたら、もっと利用していると思いますが…笑)。

おひつごはん四六時中の場合、メニューの相場は大体1,500円前後なので、年間で受けられる優待割引額としては約600円という計算になります。

食券タイプのお店など、一部店舗ではオーナーズカード割引対象外となっていることもあります。

イオンシネマ 映画鑑賞料金割引

イオンシネマで映画鑑賞をする場合、オーナーズカードを提示することで大人1,000円、高校生以下800円の特別料金でチケットを購入することができます。

通常料金と比較すると、一般料金からは800円割引、大学生料金からは500円割引、高校生以下の料金からは200円割引となっています。

以前はポップコーン・ドリンクの無料サービスもあって至れり尽くせりだったのですが、残念ながら廃止されてしまいました…。

わが家はあまり頻繁に映画を観に行く方ではありませんが、年に2回、大人2人で利用する場合だと、通常料金との比較では年間で約3,200円の優待割引が受けられる計算となります。

とはいえ、普段はクラブオフなどのシネマチケットサービスを使って1,300円で鑑賞しているため、そこからの割引と考えると年間約1,200円の金銭的メリットとなりますね。

イオンシネマで映画鑑賞の後、四六時中で海鮮おひつごはんをいただく休日コースが見えてきますね…!(笑)

イオンモール内の映画館でも、T・ジョイなどイオンシネマ以外の映画館ではこのサービスを使うことができません

普段利用している映画館がイオンシネマの方のみ活用できるサービスですね。

イオンモバイル 携帯料金割引

イオンモバイルを契約している場合は、オーナーズカードの登録によって毎月の携帯料金が5%割引となります。

例えば月20GBの音声プラン(月1,958円+5分かけ放題550円)を契約している場合だと、毎月の携帯料金2,508円に対して、125円の優待割引が受けられる計算となります。

この場合、年間では約1,500円の優待割引が受けられる計算となりますね。

他の特典と比べるとそこまで大きな金額ではありませんが、イオンモバイルの料金は特に家族でデータ量を分け合えるシェアプランを使うなら、元々の料金がかなりお得な印象です。

シェアプランの場合でも株主優待割引が使えるため、お子さんがたくさんいらっしゃるご家庭などではより大きな恩恵を受けられそうな制度だと思います。

イオンモバイル優待については、こちらのページで詳しく検証しています↓

イオンラウンジの利用

こちらは金銭的メリットというわけではありませんが、イオンの株を100株以上保有していると全国のイオンモール内にある「イオンラウンジ」を利用する資格が得られます。

コロナ禍の一時休業を経て、事前予約制お菓子サービスの廃止と改悪が続き、以前に比べると利便性はかなり下がってしまった印象ですが…。

それでも長時間のお買い物で足が疲れてしまった時などに、無料で休憩できるサービスはありがたいですよね。

近所のイオンは人気なのか事前予約のハードルが高く、最近はまったく利用できていないのですが…(^-^; タイミングが合えばまた利用したいです!

イオンオーナーズカードで受けられる金銭的メリットまとめ

ここまでの情報をまとめると、わが家の場合だと年間で約6,900円の優待割引を受けられる計算となりました。

  • 直営店でのお買い物キャッシュバック 約3,600円
  • おひつごはん四六時中 約600円
  • イオンシネマ 映画鑑賞料金割引 約1,200円
  • イオンモバイル 携帯料金割引 約1,500円

イオンの2025/2/7終値は3,666円なので、優待利回りとしては約1.8%ですね。

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

イオンを100株保有した場合の「元とれる年数」を2025/2/7終値で試算してみると、約34年となりました(利回りに換算すると約3%です)。

普段は「20~30年以内」を目安としているため、その水準には一歩届かず…といった結果になりました(^-^;

ちなみに30年以内を切る目安としては、優待割引額が年間約8,300円以上、となっています。

イオンリテールで洋服を購入している方や映画鑑賞が趣味の方など、今回ご紹介したわが家のケースよりもさらに優待割引を活用できる場合は、十分に検討の余地があるのかな?と思います。

ただし、イオンの株価はかなり高いですし、業績推移がきわめて順調というわけでもありません。

配当金よりも優待割引の方が株主還元のメインになってくる銘柄だと思うので、自分のケースだとどれくらいの金銭的メリットがあるのか、購入前にはきちんとシミュレーションをしてみるのがおすすめです!

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2500万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約60銘柄保有しています。
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