おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約70銘柄保有しています。
今日は、「クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)」の株式分割&優待変更ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
クリレスが8月末に株式2分割!
飲食店優待銘柄の中でも人気の高い、クリレスこと「クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)」が、株式分割を発表しました。
2025/7/14に発表されたお知らせによると、2025年8月末を基準日として、1株→2株の株式分割を行うようです。
ご参考までに、クリレスの2025/7/15終値は1,576円です。
もし今の株価水準が続くなら、分割後は1株約800円弱で購入できることになりますね!
クリレスが株主優待制度の拡充を発表!
株式分割だけでも十分に嬉しいニュースですが、なんと株主優待制度の拡充も発表されました。
今回の拡充の主なポイントは、大きく分けて次の2点です。
- 分割後100株から株主優待券がもらえるようになる
- 多くの優待区分で、もらえる優待額面がアップ
分割後100株から株主優待券がもらえるようになる
クリレスの株主優待品は、自社グループ店舗で使える株主優待券です。
「かごの屋」「磯丸水産」「しゃぶ菜」などの飲食店がよく知られていますが、その他にもこちらの一覧のとおり、かなり多くの飲食店で株主優待券を利用することができます!

個人的には「抹茶館(MACCHAハウス)」というカフェがお気に入りです(^-^)
株式分割後はじめての優待となる2026年2月権利分からは、分割後100株(現50株)以上の保有で、1,500円分の株主優待券がもらえるようになります。
2・8月の年2回優待なので、年間では3,000円分がもらえることになりますね!
多くの優待区分で、もらえる優待額面がアップ
現100株(分割後200株)~現3,000株(分割後6,000株)の優待区分では、もらえる優待額面がアップされることになりました。

詳しい優待額面についてはこちらのとおりです。
保有株式数が多いほど増額幅も大きいですが、あくまで優待利回りとして見た場合には、分割後100株・200株の優待区分が最も高くなっています。
クリレスの株主優待には継続保有株主優遇制度もありますが、そちらを踏まえた場合でも、優待利回りが最も高いのは分割後100株・200株です。
なお継続保有株主優遇制度は、実質的には従来と変更なく、分割後800株からが対象となっています。
クリレスの業績推移をチェック!
クリレスの業績推移をグラフで見てみると、飲食店銘柄ということもあり、コロナショックのタイミングで大きく業績を下げていますが、現在は概ね回復していることが分かります。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。

減配を行っている年も多いですし、そもそもの金額もかなり少ないので、あまり配当金に期待できる投資先ではなさそうですね(^-^;
クリレスの割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
クリレスを現50株(=分割後100株)保有した場合の「元とれる年数」を2025/7/15終値で試算してみると、約23年(利回り換算で約4.3%)となりました。
普段は「20~30年以内」を目安としているため、ちょうど良いくらいの水準だと捉えています(^-^)
先ほどグラフでも見たとおり、クリレスは配当金額が少なめで、株主優待による還元の比重がかなり大きい銘柄です。
そのため、株主優待券が使えるお店が近所にあるか、好んで利用しているお店があるかどうかを店舗一覧からしっかりチェックした上で投資判断をするのが良さそうですね。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人

よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから4年目、もうすぐ2700万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約70銘柄保有しています。
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