おはようございます、よこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
今日の記事では、「共立メンテナンス(9616)」の株主優待拡充ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。
人気のホテル「ドーミーイン」宿泊にも使える株主優待券が拡充されました!
共立メンテナンスが株主優待拡充を発表!
ホテルや学生寮・社員寮の運営を行っている「共立メンテナンス(9616)」が、株主優待制度の拡充を発表しました。
2024/11/8に発表されたお知らせによると、今回の優待拡充のポイントは主に次の3点です。
- もらえる株主優待券の額面が増える
- 株主優待券の有効期限を延長(約半年→約1年間)
- 株主優待券を電子化(=1円単位で使えるようになる)
もらえる株主優待券の額面が増える
共立メンテナンスの株主優待券には、次の2種類があります。
- 株主様ご優待割引券(=自社グループ施設で使える1,000円券)
- 株主様リゾートホテル優待券(=リゾートホテルの宿泊時に使える10~30%割引券)
今回拡充の対象となっているのは、1つ目の「株主様ご優待割引券」です。
100株保有の場合だと、従来は1,000円分が年2回、年間で2,000円分がもらえていたところ、2025年3月権利分からは、2,000円×年2回=年間4,000円分に倍増します!
さらに、3年以上継続保有することでもらえる「長期保有株主様ご優待割引券」の額面も拡充となります。
100株保有の場合は、+1,000円分から+2,000円分にアップするため、3年以上継続保有している場合は、年間で6,000円分の株主優待券がもらえることになります。
ドーミーインで使うと想定した場合、3,000円と6,000円では優待の存在感がだいぶ違ってきますよね…!
ちなみに、2つ目の「株主様リゾートホテル優待券」の優待内容については変更ありませんが、こちらは対象のリゾートホテルに平日なら通常料金から30%割引、休日なら10%割引で宿泊できる優待券となっています。
1,000円優待券に比べると毎年使う機会がある方は限られてきそうですが、1枚の優待券で1泊10人まで割引対象となるため、100株優待でも家族や友人と一緒に利用することができますね。
株主優待券の有効期限を延長(約半年→約1年間)
2025年3月権利分からは、株主優待券(株主様ご優待割引券・リゾートホテル優待券)の有効期間が、約半年→約1年間に延長されます。
これにより、年に2回届く株主優待券を1度にまとめて使用することもできるようになりますね!
株主優待券を電子化(1円単位で使えるようになる)
2025年3月権利分からは、すべての株主優待券が電子化されることになりました。
これにより、1,000円優待券の方は1円単位で支払うことができるようになるそうです!
100株保有の場合だと、1度に使う株主優待券の総額は最大でも6,000円相当です。株主優待券をもっぱらドーミーインで利用される方の場合は、1円単位で使えるメリットは特にないかもしれません。
ですが、共立メンテナンスの1,000円優待券は意外と使える幅が広く、首都圏にある提携飲食店でのお食事代や、グルメ食品を取り扱う通販サイトのお会計にも利用することができます。
1円単位でお会計ができるようになったことで、これらのサービスをより利用しやすくなったのは個人的に大きなメリットだと思います(^-^)
共立メンテナンスの業績推移をチェック!
共立メンテナンスの業績推移をグラフで見てみると、コロナショックの影響を受けた2021年は赤字決算となっているものの、その他の年は比較的右肩上がりで推移していることが分かります。
EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。
EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。
配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。
2021年にはコロナの影響を受けて大きく減配していますが、現在はコロナ前の水準を超えた配当金額になっているようですね。
共立メンテナンスの割安度合いを調べてみた
私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。
共立メンテナンスを100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/11/8終値で試算してみると、約28年(利回り換算で約3.6%)となりました。
リゾートホテル優待券の優待価値は加味していない計算結果です。もしリゾートホテル優待券も活用できる方なら、さらに高い優待利回りを狙えますね!
普段は「20~30年以内」を目安としているので、ちょうど良いくらいの水準だと思います(^-^)
2024年4月の株式分割以降、どちらかというと株価は下落傾向にありましたが、このニュースを機に週明けの株価は上がるかも?しれませんね。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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コメント
サムティのTOBが発表された後、ホテル優待難民の資金がリソルやサンフロンティアなどに流れていったので、共立メンテナンスには更に流れていくのではと思います。
共立メンテナンスは3分割後も利回りが低かったのと半年縛りがあったので私はこれまで取得を見送っていましたが、今回とても良い改善がされましたので200株を狙っています。
ぴーさん、コメントありがとうございます!
サムティの優待廃止は衝撃的でしたからね…。たしかに共立メンテにはかなり人気が集まりそうです。
200株優待だとホテルの種類にもよりますが、結構な割引になりそうですね!
良いタイミングで購入できるよう、お祈りしています(^-^)