話題のハーゲンダッツ優待銘柄への投資を真剣に検討してみた

話題のハーゲンダッツ優待銘柄への投資を真剣に検討してみた 新設・拡充・変更
スポンサーリンク
スポンサーリンク

おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「アイスコ(7698)」の株主優待新設ニュースを踏まえて、個人的に投資検討してみた結果についてご紹介します。

ハーゲンダッツギフト券が優待品としてもらえる銘柄です!

アイスコが株主優待制度を新設!

アイスクリームや冷凍食品の専門商社である「アイスコ」という会社が、株主優待制度の新設を発表しました。

2024/5/13に発表されたお知らせによると、100株以上の保有でハーゲンダッツギフト券8枚(3月権利で4枚、9月権利で4枚の年2回進呈)がもらえるそうです。

ハーゲンダッツギフト券は、1枚でミニカップ・クリスピーサンド・バーのいずれか2個と引き換えることができます。

これらの商品の希望小売価格はいずれも351円(8%税込)なので、ギフト券8枚の金銭的価値は5,616円相当ということになりますね。

優待額面はかなり高めですね!

アイスコは2024年9月末に株式分割予定

アイスコは、2024年9月末を基準日として1株→2株の株式分割を予定しています。

アイスコの2024/5/14終値は2,051円なので、今の株価水準が続く場合、分割後は1株1,000円強で買えることになりますね。

分割後も株主優待内容は維持される!

嬉しいことに、今回新設される優待は、分割後もそのままの内容を維持することがすでに発表されています。

つまり、2025年3月権利分の優待からは、分割後100株(現50株)の保有でハーゲンダッツギフト券8枚がもらえることになります。

今の株価水準で考えると、めちゃくちゃ大盤振る舞いですね…!

※2024年9月権利分の初回優待取得には、現100株の保有が必要です。

アイスコの業績推移をチェック!

投資検討には業績チェックが欠かせません。気になるアイスコの業績推移を調べてみました。

利益には波があるが、高めの水準を維持している

アイスコの「売上高」と「EPS(一株あたり当期純利益)」のグラフを見てみましょう。

アイスコ(7698)売上高とEPSの推移

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

緑色の売上高はゆるやかな右肩上がりとなっていますが、オレンジ色のEPSには結構波があることが分かりますね。

あくまで推測ですが、売上規模が比較的小さい会社なので、電気代の高騰といったコストの影響を受けやすいことから、EPSの数値がブレやすいのかな?と考えています。

それでもEPSの数値は最新で150円超えと、規模に対してかなり高い水準となっている点がポイントです。

配当金額の推移は安定している

アイスコの「一株配当」と「配当性向」のグラフはこちらです。

アイスコ(7698)一株配当と配当性向の推移

2021年4月に上場したばかりの企業なので実績データは少なめですが、少なくともこの3年は安定した配当を行っていることが分かります。

EPSの数値が最も悪かった2023年でも、オレンジ色の配当性向は50%程度に留まっているため、かなり余裕をもった配当を行っている感じがしますね。

アイスコの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

アイスコを現時点で100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/5/14終値で試算してみると、約22年となりました(利回りに換算すると約4.5%です)。

さらに、2025年3月期から優待を受け取る想定で現50株を保有した場合の「元とれる年数」を計算してみると、約14年となりました(利回りに換算すると約7.1%です)。

普段は「20~30年以内」を目安としているため、どちらも驚くほどの高水準であることが分かります!

個人的な投資検討の結果

ここまでの情報を踏まえて、私個人としては現50株(分割後の100株)だけを保有しようかな…と検討中です。

投資のポイントとなるのは、もちろん「優待の改悪・廃止リスク」です。

せっかくの優待券もすぐに廃止されてしまっては含み損を抱える原因となってしまうため、このリスクをどれだけ飲めるか、可能性をどう予測するかが投資判断の分かれ目となってきます。

ここからはあくまで私個人の考えですが、個人的には改悪は将来的にありえそうだけど、廃止リスクはそこまで高くないのではないかと見ています。

というのも、アイスコにとって小売店のアイスが売れるのは自社の利益につながるので、ハーゲンダッツギフト券は自社サービスに関連した優待内容だと言えるからです。

アイスそのものではなくギフト券なので送料コストなどもかかりませんし、ハーゲンダッツとはビジネス上の取引関係がすでにあるはずなので、他のギフト券よりも仕入れ価格の融通がききそうな?気もしますよね(実際の所どうなのかは分かりませんが…)。

個人的には、一定期間続けることを見据えて選んだベストな優待品だという雰囲気を感じています。

とはいえさすがに優待水準が高すぎるので、将来的にEPSが下落する局面が来れば、ギフト券の枚数が減る可能性もあるかもしれません。

ですが株式分割後の水準であれば投資金額も比較的安価ですし、仮に優待券の枚数が半分になっても「元とれる年数」は約22年と十分割安です。

私自身は、この程度のリスクなら仮に優待改悪が入ったとしても後悔しないかなぁ…と思ったので、(今のタイミングで購入するのがベストなのかは分かりませんが…^-^;)50株保有を検討しているところです。

含み損のリスクは心配なので、新NISA口座ではなく特定口座にしようかな…と考え中です。

やはり高利回りな銘柄には相応のリスクが伴うため、皆さんも投資判断の際には想定できるリスクを挙げてみて、どこまでのリスクなら許容できるのか?を一度確かめておくのがおすすめです!

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

よこプロフィール画像

よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
詳しいプロフィールを見る

ブログランキングに参加中!バナークリックで応援いただけると嬉しいです!↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました