優待変更で使いやすくなるかも!?ユアサ・フナショクの割安度合いを調べてみた

優待変更で使いやすくなるかも!?ユアサ・フナショクの割安度合いを調べてみた IR解説&考察
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おはようございます、よこです(^-^)/

”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。

今日の記事では、「ユアサ・フナショク(8006)」の株主優待変更ニュースと、それを踏まえた割安度合いについて調べた結果をご紹介します。

ユアサ・フナショクが株主優待制度を変更!

さまざまな食品の卸売や、ホテル運営・不動産賃貸業などを営んでいる「ユアサ・フナショク(8006)」という会社が、先日株主優待制度の変更を発表しました。

2024/10/22に発表されたお知らせによると、2025年3月権利分からは、株主優待品の内容を従来の「パールホテルズ20%割引券」から、「自社製品」に変更するようです。

自社製品の詳細はまだ未発表ですが、ユアサ・フナショクの自社製品というと真っ先に思い浮かぶのは「パワーライス」というお米です。

もちろんお米以外の優待品になる可能性も十分あると思いますが、個人的には新たなお米優待銘柄の誕生を期待したいですね(^-^)

事業内容的に、食品になる可能性はかなり高いんじゃないかな?と思っています。

金銭的なメリットは下がるが、汎用性や満足度は上がりそう

新旧の株主優待内容を100株保有の場合で比較してみると、従来は「パールホテルズ」に20%割引で宿泊できる優待券が10枚、新制度では自社製品2,000円相当となっています。

パールホテルズの宿泊料金はどこのホテルに宿泊するかによっても大きく変わりますが、おおよそ1人1泊で1万円前後が相場だと思うので、優待券を10枚全て使い切れる方にとっては、圧倒的に従来の優待制度の方が金銭的なメリットは大きかったと言えます。

単純計算で、10枚使い切れるなら2万円前後お得になっていた方もいるはずですよね。

ただし、パールホテルズの優待券が使える対象ホテルの数は、首都圏に全部で7店舗とかなり限られています。もちろん料金の80%は自腹になることを考えると、優待券があるからといって誰でも気軽に使えるタイプの優待制度ではありませんよね。

新制度の「自社製品」が何になるかにもよりますが、額面が減ってしまったとしても、優待品に魅力を感じる株主の方は増えるのではないかと思います。

私個人としても、パールホテルズの優待券10枚を毎年使うことは非現実的なので、自社製品として食品などをもらえた方がありがたいな~と感じます(^-^)

ユアサ・フナショクの業績推移は比較的堅調!

ユアサ・フナショクの業績推移をグラフで見てみると、2020年のコロナショックでは大きく業績を下げているものの、その他の年は比較的堅調に推移していることが分かります。

ユアサ・フナショク(8006)売上高とEPSの推移

コロナ後のEPSはやや不安定な印象ですが、2019年以前の水準はすでに超えているので大きな懸念は無さそうかな…と思います。

EPS(一株あたり当期純利益)は、当期純利益÷発行済株式数で計算される数値です。
配当金目的のインカム投資を検討する上では非常に重要な数値です。

EPSの数値が配当性向100%とイコールなので、EPSが高いほど配当金をたくさんもらえる可能性が高くなります。
EPSが右肩上がりの企業は、配当金も増配傾向となりやすいです。

配当金の推移はこちらのグラフのとおりです。

ユアサ・フナショク(8006)一株配当と配当性向の推移
赤字決算の年は配当性向が算出できないため、オレンジ色のグラフが途中で途切れています

配当金額は100円を維持していましたが、2020年のコロナショック時に大きく減配していることが分かります。

ホテル業を営んでいることを考えると致し方ない部分もありますが、業績が悪化した際には減配の可能性もあることを頭に入れておいた方が良さそうですね。

ユアサ・フナショクの割安度合いを調べてみた

私は普段、配当金と優待だけで何年間保有し続けたら投資元本を回収できるか、という通称「元とれる年数」を投資判断のひとつの基準としています。

ユアサ・フナショクを100株保有した場合の「元とれる年数」を2024/10/29終値で試算してみると、約32年(利回り換算で約3.2%)となりました。

普段は「20~30年以内」を目安としているので、あともう一歩という水準ですが、業績に関係ない事情で株価が下落するようなタイミングがあれば、十分割安でゲットできる余地はありそうですね。

株主優待品の詳細がいつ発表されるか(そもそも発表があるのか)は分かりませんが、できれば優待品の内容も踏まえて投資検討をしたいところですね。

※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

この記事を書いた人

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よこ

株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
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