おはようございます、優待投資家のよこです(^-^)/
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現在約50銘柄保有しています。
こちらのページでは、2024年から始まる新NISA制度を活用して株主優待投資をしたい人に向けた、お役立ち情報をまとめています。
- 新NISA制度をきっかけに、株主優待投資に興味を持っている方
- 新NISA口座ではどのような優待銘柄を保有するべきなのか、悩んでいる方
- 特定口座で保有している優待銘柄の買い直しについて、迷っている方
上記のような方にとって、参考になりそうな情報をまとめています。ぜひご覧ください(^-^)
2024年以降に株式投資をするなら、新NISA口座がおすすめ
もしこれから株式投資を行うなら、新NISA口座で株を購入する方が有利になるケースが多いです。なぜかというと、新NISA口座で株を保有することで、次の2つの非課税メリットが生まれるからです。
- 配当金を受け取る際の税金が非課税となる
- 株を売却した時の利益にかかる税金が非課税となる
例えば私が保有している中に、こういう銘柄があります。
1年前の株価 | 現在の株価 | 含み益 | 年間配当 |
4,106 | 4,657 | 55,100円 | 14,000円 |
現在この銘柄は特定口座(課税口座)で保有しています。そのため、この銘柄から配当金を受け取る際には、年間配当14,000円×20.315%=約2,844円の税金を毎年払っていることになります。
そして、もしこの銘柄を売却する場合には、含み益55,100円×20.315%=約11,193円の税金が利益から差し引かれることになります。
ですが、もしこの銘柄を新NISA口座で保有していた場合は、これらの税金がすべて非課税となります。このメリットは大きいですよね。
新NISA口座で株主優待投資をするメリットはあるの?
次に、新NISA口座で行う投資の選択肢として「株主優待投資」を選ぶメリットについて考えてみます。
まず前提として、一般的に株主優待投資は新NISA口座の活用法としての最適解にはならないと考えています(残念ながら…)。株主優待品を受け取るよりも、配当金を受け取った方が、新NISA口座最大の利点である非課税メリットをより生かしやすいからですね。
それでも私は、新NISA口座では敢えて株主優待銘柄に投資しようと考えています。その理由は主に次の2つです。
暴落時の含み損を抑えられる効果が期待できるから
優待銘柄として人気が高い企業は、一般的に不況時にも株価が下がりにくいという特徴があります。一時的な株価の上下や決算状況に関係なく、優待品をもらい続けるためだけに保有し続ける個人投資家の割合が多いからですね。
つまり、こういった企業の株を保有銘柄の中に加えておくことで、不況時の株価暴落による損失を抑える効果が期待できると言えます。
特に、新NISA口座には「損益通算ができない」という特徴があるので、含み損はなるべく避けたいと考えている方が多いと思います。
普段は優待銘柄に投資をしていない方にとっても、もし暴落相場に直面した時の対策としてポートフォリオの一部に優待銘柄を含めることを検討する余地があるのではないかと考えています。
もちろん、”業績堅調な“人気優待銘柄を選ぶのがポイントです!
新NISA口座でなるべく含み損を抱えないためのコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。よろしければご覧ください↓
株主優待品が、長く投資を続けるモチベーションになるから
私のように投資のプロではない一般人が資産形成を成功させるコツは、時間を味方につけること、つまり長く投資を続けることだと考えています。
そして飽きっぽい性格でもある私が長く投資を続けていくためには、きちんと資産が増えていっているという実感や、投資にお金を回すことに対するご褒美が必要なんですよね(^-^; これまでの投資でも、株主優待品はそういったモチベーション維持の役割を果たしてくれていると感じています。
私の場合、つみたて投資や高配当株投資だけだったら
ここまで投資を頑張ろう!とは思えていない自信があります(笑)
配当金が口座に入ることがしっかりモチベーションになる方であれば、優待品は不要だと思います。ですが私の場合は、配当金は(知らない間に入金されているので)利益を受け取ったという実感があまり無いのと、性格的に配当金を口座から引き出して使う事に抵抗があるタイプです。
理想とする投資スタイルや、個人の性格によっても変わってくる部分ですが…。もし「分かる~!」と思ってくださった方がいれば、もしかすると株主優待投資が合っているのかもしれません(笑)
新NISA口座では、どんな優待銘柄を購入するべき?
さまざまな特徴を持つ優待銘柄がある中で、個人的に新NISA口座での保有に比較的向いていると思われる優待銘柄の特徴をご紹介します。
配当金が株主還元のメインとなっている銘柄
新NISA口座で株を保有する最大の利点は、やはり非課税で配当金を受け取れることだと思います。
そのため、優待銘柄ではあるものの、あくまで株主還元の内容としては配当金がメインになっている銘柄を選ぶのが合理的だと言えます。
例えば、次のような2社があったとします。
配当金額 | 優待品の額面 | |
A社 | 2,500円 | 2,500円相当 |
B社 | 4,000円 | 1,000円相当 |
A社とB社、どちらも配当金額と優待品の額面を足した金額は同じです。ですがB社の方が配当金額が大きいため、新NISA口座で保有した場合の配当金にかかる非課税メリットが理論上大きい、ということになります。
業績が長期的に右肩上がりとなっている銘柄
新NISA口座で非課税メリットが受けられるのは、「配当金」「株の売却益」の主に2つです。つまり、株価や配当金が将来的にどんどん上昇していく銘柄の方が、新NISA口座で保有するメリットが大きいと言えます。
株価が大きく上がったり、配当金が増えたりする主な要因は、ズバリ「業績(決算発表の内容)が良い」事です。過去の業績推移が年々上昇傾向になっている銘柄は、今後も同じように業績を伸ばしていける可能性が高いことが期待できますよね。
もちろん未来の株価や配当金がどうなるかは誰にも予測できませんが…。こういった銘柄は、新NISA口座で長期保有した場合の将来的な非課税メリットも大きくなる可能性が高いと見ています。
個人的に検討中の優待銘柄をご紹介
以上の2点の特徴を踏まえて、個人的に私が新NISA口座での保有に向いていそうだな~と考えている具体的な銘柄を紹介しています。ご参考までにご覧ください。
オルバヘルスケアホールディングス
「オルバヘルスケアホールディングス」は、医療器材や介護用品の販売を行っている会社です。投資回収までの期間が非常に短い上に、業績や配当実績の推移もかなり理想的です!
気になった方は、こちらの記事で詳細をチェックしてみてくださいね。
ドウシシャ
「ドウシシャ」は、生活用品の企画製造や、ブランド商品の輸入販売をおこなっている会社です。配当金が長期にわたって増額傾向で、自己資本比率が非常に高い点も安心材料になりそうです。
もらえる優待品の情報や具体的な投資回収期間については、こちらの記事で詳細をご確認ください。
日本管財ホールディングス
「日本管財HD」は、ビルのメンテナンスやマンションの管理などを行う企業です。優待品として人気の高い、カタログギフトが年に2回も貰える優待銘柄です。
気になった方は、こちらの記事で詳細をチェックしてみてくださいね。
マックスバリュ東海
「マックスバリュ東海」は、名前の通りマックスバリュの東海地方を運営している企業です。業績推移も優待品の内容も良く、個人的に前からずっと気になっている銘柄でもあります。
優待品の詳細や株価情報については、こちらの記事で解説しています。
あらた
「あらた」は、化粧品や日用品を取り扱う大手の卸商社です。業績推移や配当状況はトップクラスで新NISA向きの銘柄だと感じています。
2023年12月に予定されている株式分割ニュースも見据えた新NISA戦略を、こちらの記事で解説していますので、よろしければご覧ください。
情報企画
「情報企画」は、金融機関向けのシステムコンサルティング、システム開発等を行っている企業です。図書カードやカタログギフトが貰える、業績優良な優待銘柄です。
気になった方は、こちらの記事で詳細をチェックしてみてくださいね。
特定口座で保有中の銘柄を、新NISA口座で買い直すなら
現在すでに特定口座で株主優待投資を行っている方の中には、新NISA口座が開設されたらいったん売却して、新NISA口座で買い直そうかと検討している方もいらっしゃると思います。
新NISA口座で買い直した方が得になるかどうかは、その銘柄の株価、業績、配当金額、そして投資をされている方の保有状況やスタンスにもよるので、厳密には具体的な試算をしてみないと分かりません。
ですが一般的には、長期投資を前提としている方であれば、新NISA口座で買い直すメリットは比較的大きくなる可能性が高いと言えます。
新NISA口座で買い直す銘柄には優先順位が必要
新NISA口座で投資できる金額には上限があります。そのため、複数の銘柄を保有している方であれば、なるべく非課税メリットの高いものから優先順位を付けて買い直していくのがおすすめです。
具体的な優先順位の見極め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。よろしければご覧ください。
新NISA口座での買い直しを検討する際に知っておきたい注意点
特定口座で保有している銘柄を新NISA口座で買い直す際には、次のような点に注意が必要です。
- 含み益が出ている場合は、一時的に資産額が減ってしまうこと
- 売買を同じタイミングで行う際にも、余剰資金を準備しておく必要があること
- 優待銘柄の場合は、継続保有条件が切れてしまわないよう気を付けておく必要があること
具体的にはこちらの記事で解説しています。「え、どういう事?」と思った項目があれば、詳細をチェックしてみてくださいね。
※本記事でご紹介している内容は、記事公開日時点の情報です。優待内容が変更となっている場合もありますので、最新の情報は当該企業のホームページ等でご確認ください。
※本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではございません。当サイトではいかなる責任も負いませんので、投資の最終判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
この記事を書いた人
よこ
株主優待投資で資産5000万円を目指している人です。
投資家デビューから3年目、もうすぐ2000万円が見えてきました。
「”投資”としての株主優待投資」をモットーに、長期視点で資産増に貢献してくれそうな優待株を現物で約50銘柄保有しています。
詳しいプロフィールを見る
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